日記が起こした事態
やばい遅刻だ......
って、時計が設定されてない
という事は......そういう事だろう
わっ!!?!
枕元には日記があった
日記のページをめくる
え?......
なんと、そこには何も書いて居なかった
今日僕は初めて学校を休んだ。
仮病を使って
細かく日記を調べようと思う
父も母も姉も
大した事とは思ってないらしく
いつも通り仕事に、学校へと向かった
まったく、僕に何かあったらどうするんだ
まぁ良いけどさ
居たらあの部屋に入れないし
今まで色々書いてあったページ
謎の鍵と床についていた扉
滝に向かって叫んでた人々
何かしら知っている姉
そして、不思議と自身で形を変える日記
ー普通の次元では有り得ないだろ?ー
もしかして、もしかしたら......?
僕はある1つの考えが思い浮かんだ
まぁ、ほぼ空想上の考えなのだが
やってみようではないか
部屋の中に入った
不思議なことに夜中だけは入れない様だ
テレビの後ろにある小さな鍵を手に取る
そして
ガチャッ
そう、床にある扉に鍵を挿した
開けてみる
あたり一瞬真っ白になった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あ、滝だ......
僕が目を覚ましたのは滝だった
3回目の滝
夢のようなもので見たはずだが
これは夢か?現実か?
だが、今日は誰もいない
少しずつ滝に歩み寄る
ーよし、やってみようかー
僕は叫ぶ
「日記の世界に入ってやる!」
そして飛び込む
上手くいったんじゃないか......?
目が覚めた
そこには何も無い真っ白の世界
そして
見た事がない背の高い男の姿があった
ここから日記の世界が始まるんだ
DIARY なんなん @suzume0302
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