冤罪で処刑された女王が悪魔と契約して復讐目的で転生する物語

父王の毒物殺人罪と他国に自国の情報を漏洩したニセの売国罪の犯人にでっち上げられた王女が処刑の罰を受けたが、身に覚えがない冤罪である事から、刑の執行を宣言し、罪に貶めた義母姉に復讐すべく、成仏出来ないヒロインは、悪魔から復讐の機会を与える代わりに、復讐を遂げた暁には、魂を貰い受ける契約を持ちかけられ、それに応じて、ヒロインは、父王の弟の公爵の娘に転生。16歳の時女王に即位している義母姉に初めて謁見し、女王の強引な勧めで女王の侍女となり、生前ヒロインの婚約者で現在女王の夫を籠絡したり、生前のヒロインを慕っていた者達を仲間にしたりしながら、遂に女王への復讐を遂げるに至る。悪魔との契約では復讐後ヒロインの魂が悪魔に取られ、ヒロインは死する所が、悪魔がヒロインに恋をしていた為、その命が引き延ばされた。

転生物で復讐劇に悪魔が絡む物語を初めて読んだが、復讐に至る準備や過程、悪魔とお互い恋愛関係に発展する展開の妙に、惹かれました。

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