亡き恋人の手紙に導かれやって来たバリ島で、主人公は恋人の死と今の自身に向き合い何かに気付き、何かを得、新たな自身に生まれ変わっていく物語。バリ島の実在の神話と重ねられて語られ、丁寧な展開で読みやすく主人公の行動や考え方に色々な意見が出るとは思いますが個人的にはあまたある内の一つの行動、一つの答えとして爽やかな物語と感じました。