中二病は世界を救う

佳山 千海

第1話 闇の扉(ダークゲート)

僕の名前は闇の天使ベルクライネ。僕の二つ名の一つだ。改めて、もう一つの名を紹介しよう。僕の名前はこの日本では高橋 要(たかはし かなめ)、という名前で今年から桜浜学園高校に入学するものだ。


校長 「ごぉほん、ええ、今日から入学していただく新入生のみなさん。まずは入学おめでとう。君たちにはこの学校を良いものに変えていく義務がある。だから一人一人精進してほしい。」


「ここで新入生挨拶高橋 かなめくんよろしくお願いします。」

生徒 「首席だよ。すげ。」

生徒がざわつく。

「僕の名前はベルクライネ。闇の世界からやってきた。この学校の首席だ。安心するんだ。僕の闇の力で君たちは守られている。どんな敵が来ても僕がいるからにはもう大丈夫だ。今から君たちに僕の力をお見せしよう。」

「開け!闇の扉(ダークゲート)我が力を解放したまえ。」

その瞬間世界中が激しい光に包まれた。巨大な流れ星が粉砕して世界中に降り落ちた。激しい光は一瞬にして消えた。その瞬間世界は何かが変わった。

生徒 「今の何だったんだよ。」「あいつはただの中二病だよな?。」

再び生徒がざわつく。


先生 「今の光は流れ星が粉砕して降ってきたようです。人に害はないそうなので気にせず入学式を続けてください。」


「ええ、続きまして生徒会長挨拶。」


「生徒会長の秋影 奈月 (あきかげ なつき)です。私は高橋 要くん。君の挨拶はとても素晴らしかったわ。

初めまして、私は白の天使リミエル。この学園の平和を守るものですわ。

おっと、これは生徒会長挨拶でしたわね。私は生徒会長として新入生の皆さんにこの学園を楽しんでもらいたいと思います。簡単でしたが私の挨拶はこのくらいにさせていただきます。

あ、それともう一つ高橋 要くん。君は後で生徒会室に来てください。」


「以上で入学式を終了します。」


「はい、これから一年二組の担任になる滝村 里見 (たきむら さとみ)です。さとみ先生って呼んでね〜。」

「それでは一人一人に自己紹介をしてもらおっかな?

じゃあ石森くんからよろしく!。」

石森 「僕の名前は石森 和樹 (いしもり かずき)です。趣味は読書です。よろしくお願いします。」

パチパチパチ!

先生 「じゃあ次稲垣さん。」

稲垣 「私の名前は稲垣 歩美 (いながき あゆみ)です。・・・・・・・・

じゃあ次・・・・。

はい次・・・・。


次、 海馬さん。

「私の名前は海馬 有水 (かいば ゆみ) よろしくね!私は村雨の剣を使えし女。この右腕は普通の人には見えない刻印があるの。困った時はすぐに助けるからいつでも頼ってね!。」

先生 「うん、、すごいね。みんなも、困った時は、海馬さんを頼ろうね、、続いて、高橋 かな「見える、僕には見えるぞその刻印が、それはまさしく村雨の剣を使えし者の刻印このベルクライネが言うのだ間違いないだろう。

今朝も言った通り僕の日本での名前は高橋 要 だが闇の天使ベルクライネの言う名もある。よろしく頼む。」


ざわざわ・・・

生徒 「このクラス既に中二病が二人いるんだけど。」

「中二病って俺の中学校の時いたけどあれは重症だな。」

「私ああいうのはちょっとって思うんだけど、光坂さんどう思う?。」

「私はアポカリプスによってこの世の理(ことわり)をつかさどる大魔法士。だからベルクライネや村雨の刻印全て真実。私の名は光坂

刹那 (こうさか せつな)。私の名を知るのはこの世の理を知るのと同じくらい大切なこと。」


ざわざわ・・・・

生徒 「おいぃぃい。あいつも中二病かよ。このクラス中二病固まりすぎじゃね?。」

「中二病って中学で治るんじゃねーのかよ!。」


先生 「個性の強い子もそうでない子も皆さん仲良くしていきましょうね、、。

とりあえず今日の授業はここまでとなります。明日からこの学校の生徒としてまた会いましょう。それではさよなら。」


生徒 「さよなら。」


僕(ベルクライネ)は生徒会室に向かった。





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