敬馬と、深会先輩との出会いは*
インパクトが強く*個性的です*
深会先輩の、どこかずれた、
独特な雰囲気*
容貌とのギャップに、
訳ありな映画部の存在が、
興味を惹かれます。
深会先輩の秘密は*
想像以上のものでした*
キャラクターと事情に笑いながら、
散りばめられた面白さに、
笑ってしまいます*
けれど、大人になるとはどういうことか。
物語のテーマは深く、
敬馬の抱える問題に。
伊勢の想い。
個性的で明るい人物たちの胸に秘めた想いに、
考えさせられます。
伊勢の想いに、胸が熱くなりました*
大人になるとは。
気付いた時、どう変わって行くのか。
部活を通して、
もう一度。
敬馬が進む時がくるでしょうか。
先輩の行く末と共に*
伊勢の想いを、応援したくなります。
笑点の司会を務め、60年以上落語に人生を捧げてきた名人、桂歌丸さんでさえ「笑わせるのって難しい」っていうくらい、ギャグは難しい! しかし! この作品はそのギャグが書けている! 俺が何度も笑ったんだから間違いない! 例えば主人公と笹箱が奈凪という幼女と出会ったときとか! ここまでいい意味でくだらない脳内会議とか見たことない! ほかにも伊勢と深会との喧嘩とか! 完全に一本取られているやり取りは面白くて仕方ない! ああ、もう最高! 何度笑ったのか分からなくなるくらい笑った! 名作! 間違いない!
失礼しました。
でも私は言いたいです。皆さん見ましょう。もう理屈なんていりません。とにかくそれくらい秀逸なギャグ。それも人を傷つけて取る笑いの割合が少ないのもポイント高いです。ズレの理論でしかけてくるお笑い、見事です。またそれだけでなくまだまだ裏がたくさんありそうなヒロイン、深会の設定……このように引き締める部分で引き締めるため、ギャグが際立ちます。ギャグ作品を探しているそこの人、この作品を見ていきましょう、お薦めします。
高校一年生になった笹箱敬馬(通称・ビックリ箱)。
幼馴染みの無神経体育会系女子・伊勢甘と共に入部する部活を探していると、なんとも言葉に出来ない謎の部活を発見してしまう…。
部長の名は、深会都。
部室に訪れた敬馬は、彼女から笑撃、じゃなくて、衝撃の事実を知らされる……!!
地の文・会話文問わず、驚異的な濃度と頻度で流星群のように降り注ぐ絶妙な「言い回し」。
ユーモアという一言では済ませられない、主人公・敬馬の独創的な感性がクセになる!
普通の人間の、いわゆる「頭の回転」が横回転だとしたら、彼の脳は「ジャイロ回転」と言ったところでしょうか。何が言いたいかというと、つまりは「ぶっ飛んでる」ってことです。
そしてそんな敬馬ですら「たじたじ」にさせる「普通じゃない女の子達」が次々と登場し、読者を笑いのカオスへと誘う!
ギャグコメディだが、キャッチ&あらすじからも垣間見える「テーマの深さ」が魅力!
大真面目にふざけるからこそ生まれる、極上の笑いを体感すべし!