概要
人魚に戻るため愛した人を殺しに行く ~海賊になったら宝石狂いに愛されて
『人間の姿になる呪い』にかけられた海賊少女メアリは、宝石狂いの船長ラムズの船に乗ることになった。
ラムズはもはや悪役級の狡猾さ、でもどこかメアリに優しくて──?
神隠し島、子どもの消える玩具の街。
日本語を思い出せない転移者たちと、人外だらけの冒険メンバー。
摩訶不思議な旅路の途中、それぞれがとある問いに突き当たる。
──愛した人を殺しますか?
メアリの呪いを解く方法は『愛した人を殺すこと』。
初恋の“彼”を見つけた時、メアリはどちらを選択するのか?
歪な恋愛×冒険の海外児童書風ミステリーファンタジー、ここに開幕! →
//悪役っぽい男キャラや、人外が好きな人は楽しんでもらえると思います!
世界観はしっかりしてますが、分かりやすさ命で書いてます。海外児童書ファンタジー
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!種族の違いに葛藤しながらも、目的を果たそうとする先に見えるものとは!
一章一話から最新話三章六三話までを読んで。
話は海賊船を中心に海賊団の人々(厳密には人々ではないのだか)を中心に、主人公メアリや海賊団の船長ラムズの秘められた思いや目的、使族などの考えの違いを軸に物語は進んでいく。
この作品には色々とこの作品独自の用語や設定が出てくるが、ここでは割愛させていただく。その設定、魔法や神等自体は、馴染みのある物を作者自身が物語に合うように、構成されたものであると思われる。
しかしこの物語の魅力は多種多様な種族ではない。その種族、作中では使族と呼ばれる。他にもいるが、その使族自体で常識、性格。要するに脳の造りが違う。
という所がこの話の醍醐味である。…続きを読む