余談:救世主の降臨
4体目の天使が十束剣によって倒され、再びあの日のように割れた空からそいつが降りてきたのは、それから間も無く経っての事だった。
俺たちはあの日起きた出来事が、まだ始まりに過ぎなかったことをその時になってようやく知る。
神の存在と、天使、悪魔の契約に巻き込まれた人類の運命を。その身をもって知ることとなる。
自らの存在を失いつつも、残った僅かな光を奪われんと必死に抗う人類を、無慈悲な悪魔は愉快に嗤う。
祈れ、さすれば与えられんと。
破滅への道を歩み続ける人々を、奴らは笑っていた。
悪魔憑きの代償(ロストメモリー) 葵依幸 @aoi_kou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます