角川文庫版の幻魔大戦ですね。
これはマンガが元なんですけど、マンガ版、文庫版幻魔大戦、新幻魔大戦、真幻魔大戦とそれぞれ違うストーリーがリンクしてるんです。
それぞれ一通り目を通さないと全体が見えにくいかもですね。
ネタバレになりますが、↓
マンガ版で一度世界が崩壊して、新で過去に戻り、文庫版の世界に入るんですが、違う世界線で真の物語も進行して行きます。
まあ、ちょっと狂気じみた世界でしたね。
マンガ版で完結って思っておくのが無難かもです。
(^_^;)
作者からの返信
シロクマKun様
ようこそお越しくださいました。
そうです、角川文庫版でした。
後から漫画版やらなんやらかんやら関係シリーズがたくさんあることを知ったのですが、正直言ってこのシリーズだけでおなか一杯になってしまいましたね……。
それにしても、漫画版は別として一番原典っぽい無印シリーズが実質エピソード3にあたるものだったなんて、途方に暮れるしかないです。
とりあえず今後ストーリーが気になってきたら、漫画版を読んでみることにします。
よろしければまた覗きに来てやってください。
記事タイトルの「変なものを読んだ」および『幻魔大戦』に惹かれて、この記事を読み始めました。
私も高校生か中学生の頃(私の場合は30年以上昔)に『幻魔大戦』を途中まで読んで挫折したくちだったからです。
確かアニメで『幻魔大戦』を知って、その後しばらくして、たまたま漫画も読んでみたら途中打ち切りみたいな形だったから「長々と続いている小説ならば、その続きの物語を読めるに違いない!」と期待して読み始めた、だったと思います。
私も「なんじゃこりゃ?」でした。特に主人公が変わったっぽいあたりから。
自分が『幻魔大戦』を知った経緯から、てっきりジュブナイル小説だと思って読み始めたのですが(当時まだラノベとという言葉はなかったはず)、そんな子供向けエンタメではなかった。途中で諦めた私にとって、「ジュブナイル小説を読もうとしたら、間違えて大人向けの高尚な小説を読んでしまった。きっとこういうのを『小説』と言うのだろう」という印象が残りました。
おそらく「とんでもないものを読んでしまった」という感想は共通しているのに、「小説らしくない」と「これが小説に違いない」という点では逆方向っぽくて、興味深く思いました(結局「小説らしくない」から「小説の懐の広さに至る」という意味では、逆方向どころか、似た方向性なのかもしれませんが)。
作者からの返信
烏川 ハル様
ようこそいらっしゃいました。
「なんじゃこりゃ?」ってなる小説でしたよね……。まさか主人公が途中でどこかへ行くとは思いもよりませんでした。
そしてそんな小説がこの世にあるとも思いませんでしたよ(そんなことをして許される小説があることにも驚きました)。
私もジュブナイルSFを期待して読みだしたはずなのに、どうして新興宗教の内紛話を読むことになっていたのだろう……と、あの時のことを思い出してはなんとも言えない気持ちに陥ることが今でもあります。
完結の一巻手前で挫折したことを悔いるような、むしろあれでよかったような、どちらにも決めかねるような微妙な気分になることも。
ともあれ、ごく単純な快・不快では決められない小説があるということを知ることが出来たのは唯一の収穫だったように思います。
よかったらまた、お越しくださいませ。
酒見賢一、若木未生というワードに敏感に反応してしまいました。ひょっとして同年代……?
幻魔大戦といえば漫画やアニメ映画のイメージが強かったのですが、小説はそんなことになっていたのですね。ちなみに漫画版は途中で終わっているようです。
作者からの返信
あさぎ珠璃様。
そ、そうですね……。まあカクヨムの書き手さんたちの世代を、書かれる内容から類推しては「若っ!」と驚くような世代でございます。
ボヤかしたところで却って恥ずかしいのですが、まあ遠回しに昭和生まれであるとだけ明かさせていただきます……。
小説は本当に変なことになっていましたね……。今も時々「あれはなんだったんだろう?」と遠い目で思い返してしまうくらい強烈なインパクトをもたらされました。
気になって作者さんのことをついつい調べてしまうことがあるのですが、なんとも不思議な方だったようですね……。
懐かしい小説の話をおかきになってますね。
私の場合は、確か、40年以上前の小学生時代から読み始め、ハードカバー版の途中で挫折と、相当長く読み続けた覚えがあります。
真が、一番、SFやアクション要素を残していたけれど、それも途中で変わったりしてました。
多元宇宙とか、SFっぽいところを、メインで読みたかったのですけどね。。。
作者からの返信
yahansugi様
私もそもそも超能力者バトルを読んでみたかったのが手にとったきっかけだったような……。
この小説が普通に本屋で売られていた時のことを思うと、時代を築くことや人気作家になることの「強さ」を考えてしまいます。