修学旅行について
11月に行った修学旅行のレポートとして学校で書かされたやつです。
修学旅行のこの修学旅行で、私が新たに学んだことは特に何もない。しかし、再確認したことはいくつかある。なので、ここではそれらについてあげていこうと思う。
一つは戦争の悲惨さと平和の大切さである。平和学習でガマに入ったとき、ガイドさんの指示で全員がライトを消して黙祷を行った。今まで経験したことの無い、本当の闇に私たちは包まれた。まったく光の届かないあの洞窟の中で、当時の人々は敵軍に狙われながら生活することを強いられたのだ。テレビや本で学ぶのとは違い、実際の場所で経験した体験であったので、それはこれまで得たどの情報よりも強く切実に、力をもって迫ってくるものでとても印象に残る体験だった。戦争の悲惨さと平和の大切さを、改めて体に刻みこまれた気がした。
二つ目は、知らない土地を訪れるのは楽しいということである。私は修学旅行まで沖縄を訪れたことがなく、沖縄について知っていた情報は、テレビ番組や教科書で得た断片的なものだった。青い海、コンクリートで作られた住居、独特な郷土料理、顔の濃い人たち…修学旅行中、私はこれらに初めて実際にふれて、本当に存在していたことを確かめていった。自分が間接的にしか知らなかったものたちがしっかりそこにあったと、身をもって知る。これは非常に楽しく、幸福であるように思う。私が旅をすきなことやその理由を、この修学旅行で再確認した。
三つ目は、団体旅行はクソということだ。修学旅行委員や学校側の長い時間をかけた準備があったこと、また親の支払ったお金で行けたというのは重々承知してはいるが、しかしそれとこれとは話が別である。まず飯がまずい。団体で食べたホテルやレストランでの食事は、我々を満足させるものとは言いがたかった。また、二日目のコース選択で私は古宇利島を選んだのだが、これは資料にハートロックという島の名所が掲載されておりそこを訪れることができるのだろうと思って決めたものである。しかし当日はハートロックに全く関係の無い場所をまわらされ、私はもちろん私と同様ハートロックを目当てで古宇利島にやって来たクラスメイトたちは皆落胆していた。我々は騙されたと、ここで強く主張したい。団体行動を強制され美味くもない食事を食べさせられ行きたい場所にはいけない。こんな旅行になんの意味があるだろうか?いやない(反語)。
自分語り 横浜の主婦 @tobedelighted
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