前世と今世が交差する、恋

理沙には、前世の記憶があった。
恋も最期も、意思でさえ理沙のなかに灯る、前世の自分、「まゆこ」。

そして、「まゆこ」の愛した「誠一」が今、転生して近くにーー、近すぎる距離にいる。

「まゆこ」と「誠一」を繋ぐものは、一冊のノートだった。

***

うまく言葉にできません。

短編小説だけれど、とても濃い。
読後には、喪失感と充実感が入り交じります。

何度でも読みたくなります。読むたびに何かを掴めるようで、掴みきれない何かがまだあります。


本当に出会えて良かったです。
ありがとうございました。

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