第6話 朝食で超ショック
嗅いだことのない匂いで目が覚めた
『おはようございます....あれ!いない?!』
『こっちだよー君くん。おはようさん!』
『何してるんですかね....』
『1日泊めてくれたからお礼にね!朝ごはん作ってあげようかなって思ったわけさ』
『そ、それがその朝ごはんですか?』
フェルは終始鼻をつまんでいた。
『そうだよ!お手製 弱い冒険者用トースト』
『一言余計ですよ!で、、キッチンから漂う悪臭と床に置いてある焦げた食材達はなんですか』
『こ、これはね!あの...私の命を狙う組織が襲ってきたのさ!』
『なんて組織ですか』
『べ、ベジタブルモンスターズ?』
『なんで疑問形なんですか』
『いやー、、』
『それで食材が焦げたわけは?』
『あのね、、あいつら火が大好きでさー!炎の魔法使ったら焦げちゃった!』
『じゃあなんで部屋は焦げてないんですか』
『君くんごめん...。』
『許しません』
『私だって君くんに朝ごはん作ってあげたくて!手料理を食べて欲しかったのは本当なのだよ』
目をキラキラさせてこっちを向いた。
悔しいがその可愛さに負けてしまった
『わ、わかりましたよ』
『食材も残ってないから今日は外食にしようか!』
『そうですね!朝なら混んでないですし』
ラミアが玄関を出たのを確認すると
丸焦げのトースを無理してフェルは口に入れた。
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