とにかく賞をとりたかった!

賞をとるために、小説を書いた。
誰かの心を動かそうなんて大きな夢を持っていたわけではないのです。
心を揺さぶり、読む側でぼんやりとしていた私を書く側に引きずり出し、何万字にも及ぶ文を書く原動力を与えた彼女への感謝をこめて。
私のペンネームも、あなたから一文字いただいたのです。

小説は、いつも私と共にありました。喜んで悲しんだ。
この本が、誰かのそんな1冊となり、これからを生きる戦友となることを願って。

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