エピローグ
6
復讐を遂げたあの日から数日。
目を覚ましたアッシュは、見舞いに来てくれた皆の賑やかな声に湧く、ローゼンバート家の自室で団欒していた。
あの夜の出来事は既に皆が知るところらしく。
ノエルに撃ち込まれるはずだった聖霊銀をかばい、霊子化されていた聖槍の穂先を繋ぎ顕現させたロンギヌスでヘルシングを倒したことに、賞賛や心配の言葉を口々にかけてもらった。
「――まさかそんな手を使って倒すなんてなー、わたしは感心したぞ」
クリマ君を抱くシャノンが、ぬいぐるみの手を使って音のない拍手を表現している。
それを壁に背を預けて横目にしていたリゼが、無謀な行為に呆れるようなため息をこぼした。
「まったく、心配させるんじゃないわよ。……まあ別に、心配してたわけじゃないけど」
「相変わらず素直じゃないね、リゼも。僕が聖堂からべリア様を離脱させた後、戦況の悪さを心配して泣きながら屍食鬼を狩ってたじゃないか」
「バカ! なんでそういうこと言うのよ! いいかげんにしないとその口縫い付けるわよッ!? 」
「でもまあ、そのおかげでイルヴェキアの屍食鬼は全滅させられたんだけどさ」
「あんたの分まで殺してやったんだから、感謝しなさいよね!」
「どうせなら火消しもしてくれれば、街も半焼せずに済んだのに……」
「あんたがやれ!」
言い合う二人の会話から、中央都市の現状をなんとなく掻い摘んで知ることが出来た。屍食鬼は外へ漏らすことなく消せたようだ。
口喧嘩する姿が相変わらずな二人に苦笑していると、ふとシーツに乗せていた手にすべらかな手が重ねられた。
「アッシュ、あの時は本当に助かったわ」
窓側のベッド脇に椅子を寄せていたベリアがやわらかく手を握ってきて、落ち着いた声で礼を述べてくる。労わるように撫でられた手の甲がくすぐったい。
「いえ、俺は何も出来ませんでした。ただ無我夢中で……」
ベッドシーツに視線を落とし、一人内省する。
いくら新月だからといっても、ヘルシングにはまるで歯が立たなかった。不死化した相手の身体能力が強化されていたとしても、あれが超一流の吸血鬼ハンターというものの真髄なのだ。
身のこなしは数多の吸血鬼を狩ってきた経験によって培われたものだろう。圧倒的に場数が違いすぎる。月齢が零では混血の自分が逆立ちしたって勝てやしない。
ノエルやクロードがいなかったら、ベリアを救えなかっただろうと思う。
すると女王は指を絡めてきて、「――いいえ、してくれたのよ」そう言いながら目を細めた。
「昔のジェラールを思い出したわ」
「父さんを?」
その昔、力を過信しすぎて調子に乗り、ベリアは敵の罠に嵌ってしまったことがあったらしい。聖霊銀の包囲網。身動きも取れないそんな状況の中で、ジェラールが颯爽と助けに現れ「しょうがない奴だ」なんて愚痴をこぼしながら執行者を皆殺しにしたそうだ。
「その時からなのよねー。あいつのこと好きになったの」
「えっ?」そんなこと初めて聞いたと、アッシュは目を丸くする。
「ふふっ、いつかあなたにも話してあげるわ」
その時の自分がどんな顔をするのか、いまから楽しみだと笑いながら、ベリアはいまだ怒り覚めやらぬリゼを宥めに行った。
不意にぎしっとベッドが軋む音がし目を向ける。ベッドをよじ登ってきたのはシャノンだった。
「アッシュ、そんなことより体調はどうだ?」
「もう大丈夫ですよ。傷も塞がってますし」
今朝までずっと眠り続けていたらしい。カインの力を開放した時よりは短いが、精神世界に干渉することは、かなり身体に負担をかけることを改めて実感した。
と同時、アッシュはもう一つの憂慮すべき事案を思い出す。
「ところで、ドラクロア卿の行方は分かりましたか?」
尋ねると、シャノンはふるふると首を横に振る。
彼がヘルシングと共謀していたことは明らかだ。
ヘルシングは黙示録を顕現させるためにロンギヌスを欲し、おそらくアッシュとノエルの血で聖杯を満たそうとしていた。
ドラクロアの目的はカインの血。あの夜、大聖堂のどこかで息を潜めていたに違いない。杯が血で満たされるのを今かいまかと待っていたことだろう。
しかしアッシュは生きている。あの場にはノエルと二人しかいなかった。ドラクロアが血を狙おうと思えば二人とも殺されていたはずだ。
なにせロンギヌスは折れてしまっていたのだから。
倒す手段のない自分たちが生きている理由はただ一つ。それは最後の最後で計画に狂いが生じたからだろう。カインの血は新月には覚醒させられない。にもかかわらずヘルシングはその夜を指定した。目障りなアッシュを殺すだけの目的で。
だがここで疑問が生じる。ドラクロアほどの男が、その事実に気付かないものだろうか。月のない夜に吸血鬼の力が衰えるのは執行者ですら知っていることだ。なのに好き放題させている。
考えても答えなど出ない不可思議に、胸の辺りにわだかまりを感じる。
シャノンもどこか諦めたように首を竦める。
「残念ながら、どこへ行ったのかは分からん。わたしも蝙蝠を飛ばして特区内を探させてはいるんだけどな」
「そうですか」
「それに、大聖堂の聖杯も行方知れずだとメディアは報じていたな」
「聖杯……、ドラクロア卿が持って行ったんですかね?」
恐らくな、とため息混じりに呟き、シャノンは続けた。
「まだあやつは諦めとらんのかもしれん。カインの血を。何を企んでいるのやら」
幼女はぬいぐるみを腹に抱え強く抱きしめると、大きく息を吐く。
またぞろ疑問が鎌首をもたげてくると、それを口にせずにはいられなかった。
いまのところ聖杯の行方しか知れていない。
「ところで、折れたロンギヌスはどうなったんですか?」
「聖槍なら私が回収しておいたよ」
ベッドの右手に目を向けると、べリア同様傍らで椅子に腰掛けていたノエルが、横合いから声を上げた。
あれからずっと見守ってくれていたらしい。極力吸血も我慢していたと、楚々と立つイレーヌから聞かされた。それでも極力なのかと、これからの彼女の食事(自分の血)に、アッシュは少しばかり頭を痛める。
「触って大丈夫だったのか?」
「折れてたから大丈夫。完全体はさすがに触れなかっただろうけどね。みんなの意見で、いまはこの屋敷の地下室に保管してあるよ」
「そうだったのか。まあ教会の手に渡るよりは、不完全な状態でもこっちの手の内にあった方が安心できるな」
「あのさ、私思ったんだけど。ロンギヌスがそこにあったから、ドラクロアって吸血鬼に危害を加えられなかったんじゃない? カインの血が欲しかったのなら、私を殺してアッシュを連れ去るなりすればよかったと思うんだけど」
ノエルの言葉を聞き、シャノンはふむと得心するように頷いた。
「それはあるかもしれないな。ロンギヌスにカインの血、そして聖杯が揃っているんだ。万が一ということもあるかもしれん。ドラクロアは激情に走ると大胆になるが、基本的には慎重な男だからな」
もしそうだとすると、ドラクロアの目的は黙示録を顕現させることではないのだろう。ますますもって意図が解らない。
そもそもの目的を異にしていたヘルシングとドラクロア。それぞれの思惑が食い違っていたことが、いまは何よりの救いだと思えた。
「マスター、皆さんも。お食事の用意が出来てますので、そろそろ食堂へどうぞ」
これ以上考えていても仕方がないだろう、そう話を切り上げようとしていたところへタイミングよく聞こえた声。
イレーヌの言葉に促され、「それじゃあご馳走になろうかしら」「わたしもうお腹ペコペコなのよねー」「イレーヌさんの料理は美味しいから、リゼは食べ過ぎて太らないようにね」「無心しに来たわけじゃないが、わたしはたくさん食べて大きくなるぞ!」なんて口々に言いながら、食事会のために集まってくれていたらしい皆はぞろぞろと部屋を出て行った。
足音と声が廊下を遠ざかっていく。静かな部屋に取り残されたアッシュ、そしてノエルに女給は顔を見合わせる。
「イレーヌ、例の物は用意できた?」
「もちろん、ぬかりありませんよ」
その言葉に笑顔で頷いて、アッシュもノエルとともに食堂へ向かった。
客人をもてなせるように広めに作られた食堂。くべられていない暖炉があるだけで、高そうな調度品などはあまりない。装飾過多というわけではもちろんなく、大きなテーブルに八脚の椅子が並ぶ割と質素な内装だった。
そこに並べられた料理はすべてイレーヌの手作り。香辛料で味をつけて丸焼きした七面鳥、瑞々しい生野菜のサラダは特性のドレッシングで。他にも自家製のピクルスやほくほくのジャーマンポテトに、肉汁がジューシーなソーセージ、生地からこねたライ麦パン。
そのどれもこれもが絶品で、特にシャノンは小さな体に大量に食事を詰め込んでいた。「クリマ君を動かすのにも結構力を使うからな、食事は大事なんだ」とは
彼女の談だ。
賑やかだった昼食会も終わり、各々ゆったりとお茶を楽しみくつろいでいるところで、アッシュは声を上げた。
「――みんな、一緒に写真を撮ろう」
藪から棒な言葉に、一瞬水を打ったように食堂内が静まり返った。
そんな中、最初に沈黙を破ったのはリゼだ。
「そういえばそんなこと言ってたけど、急になんで?」
そこへ、イレーヌがワゴンを押して部屋に入ってくる。テーブル前までやってくると、皆の視線がそれに注がれた。女給はかけられていたナプキンをおもむろに取り払う。
「これは、メダイ?」
人数分のロケットを目にし、ベリアが不思議そうに尋ねてきた。
「はい。俺はみんなのことを家族だと思ってます。支えてくれて、助けてくれて。時に励まし、時に怒り。それがあったからこそ、今まで俺は戦ってこられた。頑張れた。だから、記念にみんなとの写真が欲しいなって思って。……ダメ、かな?」
アッシュは少しの不安から眉尻を下げ、一人ひとり見渡していく。
互いに顔を見合わせて、彼ら彼女らは頷いていた。アッシュの想いを聞き届けたのか、誰からともなく笑いがこぼれる。
「なーに水臭いこと言ってんのよ。そんなのいいに決まってるじゃない! ね、ママ?」
「ええ、そうね」
リゼとベリアが立ち上がる。
「僕も大丈夫だよ。願ったり叶ったりだね」
クロードがそれに続くと、
「わたしも、いいのか?」
シャノンが遠慮がちに上目遣いで尋ねてきた。
母の作ったぬいぐるみを、いつまでも大切にしてくれている。マリアの死を悼んでくれたシャノンの気持ち、想い。アッシュは心から感謝している。
「もちろん、お願いします!」
そう口にすると、シャノンはパッと花が咲いたような笑顔を見せ、ぴょんと椅子から飛び降りた。
そして、
「――アッシュ」
「ノエル……」
紅と紅。二人の瞳が交錯する。
初めは敵対し、ヘルシングの孫だからと、殺すか否か葛藤したこともあった。
しかし彼女も被害者だった。肉親を失った悲しみは自分と同じだ。
眷属としてからもいろいろあった。それはとても優しい時間で、互いに必要な存在だったのだと思う。そうして今、家族となって――
しばらく見つめあった後、ノエルは静かに頷いた。
あの日に交わした、一緒に写真を撮ろうという約束に。
守ると口にしたその想いを胸に抱き、アッシュも椅子から立ち上がる。
とそこで、「でも、」と前置き、「私は二人の写真も欲しいなー」と拗ねた子供みたいに呟くノエル。
「ちょっと! お兄ぃとの写真はわたしも欲しいんだからね! 抜け駆けしないでよッ」
場をかき乱すようなリゼの声が響くと、
「あらあら、じゃあ私も撮ってもらおうかしら」
呆れたのか羨んでいるのかよく分からないような声を出し、ベリアもそれに便乗する。
「わたしも、アッシュと撮りたいな! クリマ君も喜んでるぞ?」
言いながら背伸びして、笑顔に見えなくもない微妙な顔をしたクリマ君を見せびらかしてくるシャノン。
はたと視線をイレーヌに移すと、
「ふふふ、アッシュは相変わらずモテモテですねー」
まるで棒読みで感情なく淡々ともらし、足音もなくそのまま食堂を出て行った。
――怒ってる……。
彼女が足音を消して歩くのは、昔から喧嘩をして機嫌が悪くなっている時だ。
背後から脅かされたりして、よくからかわれたものだけど。
「――――皆さん、準備は整っているので、早く来てくださいねー」
屋敷の庭から、そんなイレーヌの声が聞こえてきた。
――あとで一緒に写真を撮ってやるか。
追加のメダイを買おうと思考しつつ、みんなと一緒に庭へ出る。
「おい、あんまりくっつくなよ」
母が大好きだった庭。昼下がりの陽に照らされて、むせ返るように花木の匂いが満ちている。そこに並べられた椅子に座るアッシュの両隣にノエル、リゼが座り、その顔がなぜか至近距離にある。
かなり近い、というかもはや触れるほどの距離だ。
「わたしはいいでしょ、お兄ぃとの付き合い長いんだし。ノエルが離れなよ」
「私はアッシュの眷属だからいいんですー」
互いに一ミリだって譲らない。
「あらあら、私も忘れてもらっちゃ、困るのよ?」
そんな声が上から降って来たかと思うと、不思議な感触が頭上に乗っかった。
絶妙なやわらかさと弾力を頭頂部に感じ……
「って、ベリアさん何してるんですかッ!」
柔らかな物体の正体は胸だったのだ。意識してみるとけっこうな重量がある。
慌ててどかそうと思わず手を伸ばし、気づいた時には制止も間に合わずそれに触れてしまった。
「あん! 意外と大胆なのね……」艶っぽい声音でベリアは笑う。
「すすす、すみません! これは事故ですッ!」
――本当に、ただの事故です。だから両隣の二人、そんな軽蔑の眼差しで見ないでください。
肝をつぶすような冷ややかな眼差しに射竦められ、一人縮こまる。
「アッシュのそういう反応が楽しいのよね。ジェラールはつまんなかったから、新鮮なのよ」
なんて言いながら、なおもむにゅむにゅと押し付けられる二つのマシュマロ。
「アッシュは大きいのが好きなのか?」
ふと膝の上に座るシャノンが、ぬいぐるみを抱きしめながら上目遣いをする。
「いや、別にそういうわけじゃ……」
「うーん、嫌いだけどわたしも牛乳飲んでみようかな――」
そんな涙ぐましい健気な一言に、「あああれね、冗談だよ?」と肩口からクロードの心無い言葉が降り注ぐ。
見る間に涙目になるシャノン。
「じゃあおっぱい揉めよっ!」
「それもたぶん、姉ちゃんは冗談で言ったんだと思うけどね。だいたい、揉んだだけで大きくなったらAカップのブラとかいらないでしょ」さらに追い討ちをかける親友。
「わたしの胸はAAだぁあああああ!」
真下から聞こえてくるガン泣きに、頼むからこれ以上場を乱さないでくれ。とアッシュは一人、心の中でぼやく。
「ふふふ、アッシュはモテますね……」
視線の先には、三脚に取り付けたカメラが。そして少し目線をずらすと……あとはそのセルフタイマーのボタンを押すだけになっているイレーヌが、あからさまな苛立ちを青筋と刻んでぷるぷる震えていた。
「カオスだ……」
楽しい家族写真のはずが、どうしてこうなった。
「――撮りますよー」
急にそう口にして、カメラのボタンを押してこちらへ駆けてくる女給。
アッシュは一人慌てた。瞬間、「せーのっ!」と両脇から声が聞こえ――首筋に強烈な痛み。視界の端では、金色と薄桃色の髪が揺れていた。そしてどういう神経をしているのだろうか、彼女らはカメラに向かってピース。
「いっ、てぇえええええ!」
あまりの痛みに大口を開けたところで、あろうことかシャッターがきれた――。
そうして初めて撮った仲間との集合写真は、とても賑やかで混沌としたものになったのだ。
けれど、幸せな日常がこれからも続いていくんだろう。そう思わせる、大切な瞬間を切り取っているように思う。
その後、改めて個別に撮った写真は、同じメダイ型ロケットに入れてそれぞれが持っている。
アッシュは計七つにもなった。
「ちゃんと持ってなさいよ!」そうリゼに言われたが、さすがに持ち歩くにはかさばるので、自室の壁にネックレス掛けを作ってそこにかけてある。
しかしこれもまた、いい思い出だから……。
いつかのように玄関先に座り、アッシュは今、ノエルと庭を眺めていた。
ネモフィラが地上の空のように目の前に広がる、母の愛した美しい庭。
「楽しかったね」
傍らで肩に寄り添うノエル。その手の中には、メダイに収められたみんなで撮った集合写真がある。
「これからも、もっと楽しいことはあるさ」
アッシュはたおやかな手にそっと自分の手を重ねて言った。
「私、いますごく幸せなの」
微笑を浮かべて口にしたその時、ノエルのお腹がくぅーと可愛らしく鳴った。
「腹の虫を響かせながら言っても、説得力ないけどな」
少しだけ意地悪く言うと、顔を赤くしながらノエルは肩を叩いてくる。
「っもう! 仕方ないじゃない。アッシュの首筋が近くにあるんだよ? 我慢できるわけ、ないよ……」
待ちきれない。そんな潤んだ瞳で見つめられると、どうしようもなくなる。
いまにしてやっと、無抵抗で母に吸血される父の気持ちが分かった気がした。
心地いい。言葉じゃ喩えようのない充足感。血の絆で繋がった安心感。
それらは一人じゃ決して得られない、この上ない幸福なのだと……。
お預けをくらった子犬みたいなノエル。
「吸っても、いい?」
許可を求める唇が、そっと、首筋に迫ってくる。
「ああ、いいよ」
静かに了解を口にすると、熱い吐息が首筋をくすぐり、さほど間を置くことなく彼女の小さな犬歯が突き立てられた。
こうして日常は過ぎて行く。
いままで得ることの出来なかった当たり前の幸せを、これからも二人で、みんなと一緒に享受していくのだ。
命ある限り、これからも、ずっと――
ブラッドクロス 黒猫時計 @kuroneko-clock
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