例えば可愛女の子ばかりを書く人、カッコいい男の人だけ書く人。絵なら乳袋、小説ならテンプレ。
いわゆる技術がとか、趣味趣向がとかいろいろ作者に対して偏見を持たれやすい作品傾向を書き続けることには、その人の真があるからなんだと思います。
でも立場的に声が小さくなってしまいがちで、何故それを書いたのかという本質が見えづらいのが現実です。
見る側がネガティブに捉えているだけで、本人は大真面目にそれと向き合っているということが分かるエッセイです。
何かとの比較よりも前に、住み分けっていうのがやはり重要なんだなと改めて感じました。
凄く当然ながらマイノリティであるが故の心意気を学べる面白いエッセイです。
オススメです!