いつの間にか、読者も愛しく思い始める


私は、昆虫がとても苦手です。洗濯物にカマキリの赤ちゃんが大量についたことがあり、それ以来苦手だったのですが・・・。

物語を読み進めていくうちに、いつの間にか、カマキリに愛しさを感じました。
彼の仕草、佇まいが目に浮かび、「私」と同じように心配しました。
出会いと別れが丁寧に書かれています。
是非ご一読ください。


作者様へ
「秋を題材にした物語、詩集」自主企画に参加してくださり、ありがとうございます。
虫嫌いでしたが、これからカマキリをみれば、工藤直子先生の「おれはかまきりだ」と一緒に思い出す物語になりそうです。