夜明けの麺麭泥棒
平方和
夜明けの麺麭泥棒
強い生き方をしてるから、とその娘に言われた。何をして強いと言っているのだろう、とぼくは考えてしまった。決して前向きな生き方などしてはいない。むしろ誰に嫌われてもいい、とさえ思っている。
その娘の思考は単純で、社会貢献的な肉体労働を指して言ったらしい。
「だって掃除屋さんしてたものね」
学生時代の終りに、ほんの何カ月かだけそんなアルバイトをした。けれど、つき合いの浅いこの娘に、そんな話をしただろうか。どうも覚えがない。この娘は妙にぼくの事を、色々と知っている。
混み合ったランチタイムのレストランで、相席したのが出合いだった。飲物だけが先に出て、しばらく待たされてしまったその間に、妙に話が弾んでしまったのだ。音楽の好みが合った。ぼくの学生時代にあたる八十年代ソウルミュージックを、この年下の娘が良く聴いていた。
だから名刺を渡した。営業の仕事だから、年間二百枚もばら撒く。その一枚の筈だった。けれどほんの十日程後に、これが生かされた。気分転換をしたい時に同僚に置き去られて、途方に暮れていた週末の夜に、電話を受けた。食事に誘われた。
それからつき合い始めた。ぼくは社会人を三年勤め上げ、その分不平不満を沢山溜め込んでいた。かわいそうにこの娘は、会う度に酒の席でその話を聞かされた。けれどぼくに呆れたり見捨てたりはしなかった。この娘は柔軟に対応して、ぼくの愚痴を受け流してくれた。そのお蔭でぼくは少し、気が軽くなったかも知れない。
恋愛感情を口にしたのはこの娘からだった。今度はぼくが、受け流したかった。軽口に紛らせて本音を語った。愛が永遠である、なんて事信じてはいないよ。
「それでもかまわない」
と言う表情は鷹揚で、ぼくの方が抱擁されてしまった様な具合だった。若い君にも今に判る、君だって変わるよ、と言ってぼくは形勢を立て直した。その時までつき合おう。これは結局、言わされてしまった言葉だった。
あの娘の事をそんな風に思い浮かべていたのは、夜更けの幹線道路の歩道でだった。取り引き先へ届け物をして、そこで終電の時刻を回った。ぼくは部屋までの道のりを歩き始めた。さすがにこの幹線道路に出た頃には、すっかり疲れてしまっていた。闇の中で誰に見とがめられるものでもない、とぼくは信号で足止めされた場所で屈んでしまった。自動販売機で買ったまま、ここまで持って来たコーラのタブを開いた。
夜更けの空いた道を、自動車は急いで行く。視点が低くなると、ヘッドライトと目が合って、その荒々しい動きが恐かった。コーラをひとくち含む。何だかいつもと違う味がした。来た道を振り返ると、見慣れない風景だった。歩いて帰って来る事はあっても、歩いて行く事などなかった。だからこれは知らない道と同じだった。
少しはましな立場にいるのだろうか、と今の暮しを相対評価してみた。比較の対象は学生時代だ。不思議にビビッドな味のコーラが、ぼくの感覚だけを昔に引き戻していた。盗んだパンの、香ばしさが甦って来た。
眉を顰める女と笑顔を作る男がいた。学生時代最後の年だった。行く先々で顔を合わせてしまう仲間がいた。ひとりの男といつも一緒にいた一人の女と親しくなったら、ふたりに共通のもうひとりの女も仲間になっていた。この女がいて、ぼくは愛など信じなくなったのだ。味方につけた少年は、思えば一度も会う事がなく終った。
ぼくへの態度が、ぼくを避けているのだ、と気づいて、その女が気になる存在になった。痩身で色白の女が、淡い色のワンピースを纏っていた初夏の頃だった。何も迷惑掛けた覚えなどないよ、と言い訳したかった。何だか判らない誤解を解きたかった。大学へ行く度に、そのチャンスを探って顔色を伺う様は、けれどむしろつけ回している様な具合だった。
事態を打開したくて共通の女友達に、電話番号を訊いた。酒で勢いをつけてから、その番号に掛けた。
なんだよ、という乱暴な口調で電話に出たのは女ではなかった。どうやら悪友同志の交信の合間に、割り込んでしまった様だった。中学生かい、と訊ねた。高三だよ、という口調は荒くて枯れた声をしていた。女の苗字を言うと、姉さん居ないよ、と言われ、ぼくは伝言を頼んだ。話がある旨を言い含めた。それからこの弟が、常に伝言の受け付け役になった。女が電話を取る事は滅多になかった。
女は少女っぽい小物を、幾つも鞄に入れて持ち歩いていた。教室で四人ひと塊りに座って話した時に、こんな幼い物を、とファンシーグッズを取り上げてからかうと、
「でもこれは私のもの」
と所有を主張した。自分の所有を明示したがる性格なのか、と思った。それは何処となく子供っぽくて、長女の性格とは言い難い気もしていた。
天気の良い日には、四人で自主休講した。大学から近い大きな公園へ行き、木陰でごろごろしたものだ。ある時、女がプリンとココアプリンを作って、持って来た事があった。
それは人数分丁度で四つあった。その数にぼくも数えられている事が、嬉しかった。酒の席で曖昧な言い訳が出来た位で、ぼくの本音は伝え切れていなかった。ぼくの言葉には、頷くばかりで応える言葉はなかった。そしてまだ女の態度は、よそよそしかった。
ココアの方を男性に、と渡されて友人は首を振った。俺はカスタードが食いたい。芝生に座ってそんなひとときを過ごした。女も微笑んでいた。
出勤時間には涼風が渡って、過ごし易い季節になっていた。ホームの向こうを通過して行く何本もの線路があって、颯爽とした車両が時折下り方向へ駆け抜ける。都心へ向かう満員の緩行と、雲泥の差だ。
吊皮につかまって、団体列車を一本見送った。向かい合わせのシートにゆったりと座った子供達がはしゃぎ、窓から手を振っている。一体誰に振っているのだろう。すし詰めの大人達にか。ティピカルな型通りの光景が、窓に貼り付いているかの様だった。故郷の駅へ滑り込む列車のイメージを、ほんの一瞬思い浮かべた。この夏には帰らなかった。
友人が言い出して、四人で晩夏の湖へ行った。友人が借りてきたバンに乗って、早朝から北へ向かった。女達は賑やかにはしゃいでいた。女のぼくへの態度も、親しみがあった。
湖畔のキャンプ場で、小さな小屋を借りた。油でいため、火を通すものばかりを満腹するまで食べた。樽と名付けられた大きな容量の缶ビールを、あらかた呑んでしまった。他愛のない話を止めどなく続け、盛り上がった。
辺りはいずれも同じ様な酒宴だった。各々が買った薪を消費し尽くした頃、誰もが快く酔い潰れ湖畔に静寂が戻った。友人は女友達を引き連れて、渚へ水を汲みに行った。火の勢いの落ちた焚火に、女とぼくが残された。
残り火に照らされている女の表情から、いつか笑みが消えた。ぼくの話し掛ける言葉に、もの憂げな返事ばかりを返す様になった。君の弟はぼくの気持ちを伝えてくれたんだよね、とぼくは確かめたかった。
女は微かに頷いただけだった。朝から続いていた親密で楽しげな気分は、急速に萎えてしまったかの様だった。気紛れな女なのだ、と判った気がした。
友人と女友達が戻って、バケツを脇に置いて花火を始めた。急に明るさを失くした焚火を、種火にして各々が花火を灯した。各々の顔が数十秒づつ、鮮やかな色に照らされては闇に戻った。
友人と女友達は立ち上がって、火花を振り回しふざけた。女も立ってそれを見て呆れた様な笑いを浮かべていた。ぼくには手許ではぜる赤い光が淋しかった。はしゃぐ三人の光から距離を置いて居たくて、屈んだままでいた。
小屋でごろ寝した。夜明け前に通り雨があった。三人とも眠っていた。屋根と樹々の葉に落ちる雨のホワイトノイズの中で、気の早い虫達も小さな合唱をしていた。山へと向う始発のバスが、濡れた路面を走るタイヤの音を加えた。
休み明けの学内で、久し振りに女と顔を合わせた。階段を昇って行くと、三階の廊下をこちらへ向かって来た女と会ってしまったのだ。キャンプから戻って、ぼくは三人と距離を置くようになっていた。花火のひとときが、ぼく達の関係を図らずも体現してしまった様な気がしていた。誰が誰を見ていたのか、それが判ったからぼくは、女とは離れていたかった。
挨拶をしようとする女を無視してぼくは駆けた。急ぐ程の事もないのに、五階の教室へと駆け込んでいた。
ぼくは自分の感情と向き合いたくなかった。疲れ果ててしまいたくて、肉体を酷使するアルバイトを探した。そして掃除の仕事を始めた。ビル管理会社の契約するビルへ、夜更けてから集合し、朝までダイナミックに作業をした。
オフィスも店舗もあった。どういう事情だったのか、髪の長い同年代の連中ばかりがいた。掻っ掃ぎなら任せてくれという奴や、染み抜きなら得意だぜという奴がいて、妙に面白い集団だった。
始発にまだ早い時刻にひと仕事終えて、みんなでビルの前に座り込み休んでいると、同じ様な年代の奴等が何人も、前を通って行った。こんな時間まで遊んで過ごす男女がいる。盛り上がっているのは、振りだけだ。きっとどちらかが、呆れ乍らつき合っているんだ、とその表情を盗み見して思った。何故そこまでするんだろう、と訝った。
つきあいの悪いぼくに、この娘はよくつき合ってくれるものだ。大型集合店舗の上階で夕食をして、ぼく達は階段を降りてきた。ブティックごとに立ち止まっていたこの娘は、ぼくが飽きて来たと知ると気を使ったらしい。今度はレコード屋へ連れ込んだ。
CDの棚が侵食を続ける店内で、ぼくらは洋楽のLPの棚の前にいた。
「チック・コリアがCで始まるスペルKで書いてるけど、これ嘘っぽいね」
とこの娘はジャケットを手に笑った。
嘘っぽい、という言葉をもう一度思い出したのは、帰途の電車の中だった。空いた車両でぼくは、足を組んで座っていた。昼に乗る時には決して足を組まない。けれど夜更けには、つい組んでしまうのだ。
それから尚ぼくを頑なにさせる出来事もあって、大学卒業まで三人とは距離を置き続けてしまった。卒業後は友人も消息を知らせてくれない。あいつはどうしているだろうか。そんな事を思い出したのは、あの娘が友人の妹なのじゃないか、という気がして来たからだ。だからぼくのアルバイトの事を知っていたのか、と思い至った。
帰宅して先づ手近な灯りを点し、ネクタイを取り乍らぼくは電話を手にした。女友達の番号に掛けた。疎遠にしていたぼくからの電話を、彼女は懐かしがった。ぼくが本題を切り出せないでいる間、しばし彼女の思い出話が続いた。友人の名を出し、あいつとは卒業後もしばらくつき合ったけど別れちゃった、と言った。
あいつに妹がいたろ、とぼくは話題を拾った。いないわよ、と女友達は即座に否定した。誰の消息が知りたいのよ、と彼女は気を回して、ひとつの番号を教えてくれた。あなたの噂してたから、この子には昔会った事ある筈よね、と言われた。
誰だか判らずに、続けてその番号に掛けてみた。若い女が出た。どうして君が出るの、とぼくは問うた。あの娘だった。普段掛ける携帯の電話機と違って、明瞭な音声だった。答えはなく、周章てた様に電話は切られた。
週刊誌を漠然と見ていた。何かと思ったらこの漫画は、最後に商品の説明を始めた。なんだ広告か。学生の頃、齣割りされたものを見ると、読まなきゃ損、と思ったものだった。それが習性になってしまっていた。今じゃそれが広告に、ましてや宗教にまで悪用されている。書き手の意図した通りに、従順に順番に隣の齣へと進んで行くのが、何だか悔しい、といつからか思う様になっていた。
電話を置いて、床に座り込んでいた。部屋の灯りは未だ点けていない。流し台の上の細い蛍光灯だけを点灯していた。ドアの際にある白い光源に照らされて、長い影の落ちた部屋は妙に涼し気に見える。
女は眉を顰め怪訝な顔をした。講座で会ってしまった時に、小声で交わした会話だった。その事を釈明したくて掛けた電話には、また弟が出た。君の言ってた事を姉さんに言ったら嫌な顔されたぜ、と弟に話した。言ったの、と弟は問い返した。ぼくは既に訝っていた。これはこいつの思惑通りなのではないか、と思っていた。
姉さんはダシに使われてるだけなんだよ、と弟はものの弾みの様につぶやいたのだった。
君何か企んでないか、とぼくは口に出していた。どうもおかしい。こいつは女と同じ部屋にいないみたいだ、と疑っていた。そう思った時、別な発想に行き着いた。こいつは弟ではなくて、本当は年若い恋人なのかも知れない。
そう思うと自分が哀れになった。女に拘っている姿が、惨めな気もした。ぼくは諦めを口にした。もういいんだ嫌われてても。せめて悪意はない事だけ伝えて欲しい。
相手は黙ったままでいたが、ぼくの感情の動きは敏感に察知していたらしい。ぼくの言葉を、余韻まで聞いた後で電話を切った。そしてこの日を最後に、この電話は繋がらなくなった。
翌日、教室で女に声を掛けられ二人で屋上へ出た。弟が会えって言うから、と女が言うのを遮って、本当に弟なの、と問うた。女は言葉を途切らせ黙った。嫌われててもいいよ、おまえが好きなんだ、とぼくの口から本音が流れ出た。
言葉を継ぐ前に女が胸に飛び込んで来た。視線を遠くへ投げたまま、ぼくは抱き締めていた。もうこれでいいから、とぼくは言った。
弟はどう言い繕ってくれたのだろう。いずれにしろ、それは小奇麗に粉飾された言葉に過ぎない。訊き返す女の表情も見ずに言った。明日からまたおまえは嫌い始めるんだから。飽きる女だと判ったつもりでいた。
日陰に入れば秋になっている事が判った。大気は基本的に冷えていて、力を残している日差しが暖めるからこその残暑だった。夕暮れに僅かでも蔭れば、もう涼しい頃だった。
嫌われている、と知ってからの方が辛かった。掃除の作業中に不意に「好きだ」という感情が湧き出した。報われない事だと押し留める感情があって、その狭間で胸が苦しくさえなった。モップに支えられて、身動きも出来ずにいた。
あの頃には、妙な夢まで見た。女が、顔も認識できない男と抱き合っている。ぼくは天使の様に希薄な存在で、高みから二人のいる空間を抱いているのだ。
就職活動を熱心にした訳でもなかったが、ビル管理会社の伝手で、数人程度の求人のある小さな会社を知り、紹介を受けた。普通の暮しをしよう、と思った。朝から晩まで働いて夜にはゆっくり休む普通の暮しをして、何事もない人生をキープしよう、と考えた。
けれど社会人になってみると、会社という処は思っていた程には時間通りではなかった。予定外の事態は屡々起こり、残業も多かった。疲れ果てて休日を待つ日々が続いた。情熱とは程遠い処で、やりがいの様なものもあった。それを裏切る様に、聞かなかった事に、という曖昧な解決方法も横行した。そんな風に数年を過ごしてしまった。
あの三人から遠くない学友は、時折おおまかな消息を伝えてくれた。女は卒業後、結婚した・母になった・静岡にいる、らしい事をぼくは知っていた。
大切なピンナップの様に、仕舞い込んでいる思い出がある。
あれは出逢って間もない春の終りだったか。夜明けに迎えに来てよ、と女に頼まれた。学生の頃には少ない睡眠で、よく過ごせたものだ。ぼくは早朝に起き出して、借りた自動車で女の住む街へ向った。駅前で女を拾い、郊外の公園へ行った。
一番の高台へ昇ると、明るんだ空の下に新興住宅街が平らに見渡せた。ぼくらはそんな風景にどんな夢を結んでいたのだろうか。麓のあたりをジョギングや散歩をする人がいる位で、丘にまで昇って来る人はいなかった。やがて女は、この爽快感に不可欠な物に気づいた。ビール買って来てよ、と言われた。
入口の辺りに商店街があった事を思い出してぼくは、丘を下った。行ってみると酒類の自動販売機は、眠ったふりをしていた。ぼくはコーラを買った。
丘に戻って並んで座った。ぼくらは喋りもせずにコーラを飲んだ。普段は鼻が利かないのだが、この時どうしてだか豊かな花の香がした。夜明けだからかな、と妙な理屈を考えて納得した。鼻が利くとコーラまでが、いつもと違う味に思えたものだ。
自動車を停めてある場所まで戻る間に、開店前のコンビニエンスストアの前を通り掛かった。店頭に積み上げられたカートに、様々なパンが詰め込まれていた。女は楽しそうな視線で唆した。唇だけで言うパンの名を了解して、ぼくは幾つかのパンを盗んだ。車内で頬張ったパンは、出来て間もなかったらしく、香ばしかった。
日差しは未だ酷くても、風の中の日陰なら戸外でも過ごせる季節になった。
退社時間を見計らって連絡し、あの娘と待ち合わせた。堀端の公園で、すぐ下をかすめる線路を見下ろして、並んで座っていた。風は時折駆け抜ける列車がもたらしていた。
今日のこの娘はもの静かだった。視線を斜め下に向けて、上着の裾をいじっていた。ぼくは手にしていたコーラのタブを捻り上げた。缶だけがしばらく饒舌に語った。缶がお喋りを鎮めるのを待って、訊ねた。部屋にも電話があったんだね。
数年前の幼い恋愛関係の中で、脇役に過ぎなかった筈の者が、もうひとつの角度を為していた事を知った。女友達はこの娘とも極めて親しかったらしい。
宝塚めいた芝居が今になってばれた事を、この娘は理解していた。学生時代の電話で、彼女を男扱いしたのはぼくの方だったという事を先づ抗議した。
ぼくの想いを知って、それで姉が幸せになれるなら、と彼女は献身的に行動したのだという。
「姉と親友だもん」
と言ったその言葉はどこか投げ遣りにも聞こえた。これまで通りの優しさを期待されているのだろうか。それとも、良好な関係はもう終った、と諦められているのか。この娘はぼくの口から別れの言葉が流れ出すのを、おそれていた。
前にも言った筈だよ、変わるのは君だ、ぼくじゃない。快活に言ったぼくの言葉は、通り掛かった急行列車に掻き消されたかも知れない。
轟音が去った後ぼくは、手にしたコーラの缶を差し出した。口着けてないよ、と手渡した缶を、彼女は微笑んで口に運んだ。 (了)
夜明けの麺麭泥棒 平方和 @Horas21presents
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