とある人のとある一日。

激務な一日。

吐きそうだ。

これだけ搬入・搬出が多いと、本当にやってられない。とくに週末はひどい。

荷物の量が桁違いだ。

終業間際になるとさらに酷い。秩序も何もあったもんじゃない。

これ以上どこに荷物置けるんだ？ってとこに無理やり押し込んで運ぶんだもんな。運搬する奴はほんと大変だよ。

まあ運ばれてきた荷物が全部俺のとこ来るんだけどな。あいつらが頑張れば頑張るほど、俺のとこに負担がくるわけ。仕方ないけどさ。。ひどい職場だよホント。

まあ結構な量を捌いてるからさ、その界隈では結構有名なんだよ俺。地方にも名前を轟かせちゃったりしてさ。

まあいいとこなんてちっともないんだけど。まかされる荷物はどんどん増えるしさぁ。

でもまあ、たまにこの仕事やっててよかったなって思わなくもないの。たまーにね。

荷物がちゃんと届くってのはすごいことなんだぜ。だいたい決まったとこから決まったとこに送られてるだけなんだけどさ、うちに来る荷物、たまにすごい遠いとこからきてるのよ。

その荷物を受け取ったやつが笑うわけ。

よく届いたねーって。

それをたまーにみるんだけど、

悪い気はしないんだよなぁ。

あとどれくらい働くんだろうなあ俺は。

わかんないけど、朽ちるまでは働くんだろうなあ。

あーあ、今日も朝が来たわ。働くとしますかね。

そんな、【新宿駅】の激務な一日。