うちの嫁には生えてます!?

作者 ながやん

47

18人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 ふで始まってりで終わるヒロインを本気で期待して読んだ人間です。
 実際はどうなのか。この先は君たちの目で確かめてくれ、というやつですね。

 一見してライトなラブコメディの体裁に見えながら、ヒロインの可愛さや愉快な登場人物達のドタバタ感ばかりに頼らない、しっかり軸のある主人公のキャラクターで語られる異類婚姻譚。
 もちろんヒロインの辰乃は非常にかわいらしい。見るもの全てに目を輝かせる、健気で大和撫子なお嫁さん。生えているのもチャームポイント。最高です。

 対する主人公の美星が、これまた中々言い尽くせないキャラクターなんですよね。健気さを押し出したヒロインに対して、どこか仄暗い過去を感じさせる佇まい。そんな彼の視点での語り口ですから、読みやすく堅実な文体にもまるで違和感がないし、物語全体を通して落ち着いた味わいがある。もちろん彼がそんな風なのは理由があるわけで、そこが大人のラブコメたる所以。一体どういうわけ?と読者は気になっちゃう。先を読みたいと思わせるあえて違和感を残した描写・構成が巧みで、これがまた間延びしない丁度いい話数に収まってるときた。

 いきなり人外な押しかけ女房が現れてさぁ大変なドタバタラブコメ、というありがちな定型に収まらない、バランスの取れた『大人のラブコメ』な雰囲気が醸成されています。

 一風変わった夫婦の物語として、大変読み応えがありました。

★★★ Excellent!!!

 タイトルやタグのいい意味でもくだけた軽妙さもさることながら、内容は萌えも乙女も心きゅんきゅんの正統派ラブストーリーである。

 レトロな知識に純真な心のヒロインは、さながらドラゴンブレスが如き破壊力でもって読者のハートをブレイクさせてくれることだろう。

 主人公の心に未だ影を落とす女性の存在も、愛情の悲哀を感じさせられる。偽り、与え、奪い、捨てて、それでも手放せずに。1番になれなかった者の、理解と別れ――バイクとバイオリンは、共に音を奏でられない。

 夫婦肩を寄せ、未来へ一歩進むため。
 差し伸べられた嫁の手を取り、けじめをつけて立ち上がる主人公の姿には、何故か当方、娘を嫁に出したお義父さんの気持ちである。

 生えてる人にも生えていない人にもオススメ出来る素晴らしい作品。

 無論、生えているおっさんである私もキュンキュンさせられたわけだが、まあ、それはどうでもいい情報である。

 是非、どかてぃさんを助けてあげて欲しいものだ!

★★★ Excellent!!!

堅実な文体でつづられるのは、現代におけるファンタジー。

酒の席の話とはいえ、嫁を取ってしまった主人公。
そのお嫁さんには、あるものが生えていて……

そんな筋書きから始まる、ちょっぴり苦く、だけれど胸の奥が温かくなるラブストーリー。
極めて純正の恋物語でありながら、しっかりと要所を見せてくる筆力をさすがの一言。

今後がどうなるか、いろいろときになる点が多く、目が離せない。

★★★ Excellent!!!

 ながやんさんの普段の趣味を知っている人間としては、序盤常に緊張感を強いられましたね。
 まさか、まさかやったのかながやん!!!! と思いつつ読み進めていくと普通に角が生えているだけですから!
 耽美な名前の美青年と、純情可憐な角娘とのイチャイチャとかかなりの俺得成分が溢れていて控えめに言って最高ではないかなと思いますよ!
 これからが本格的な恋愛パートなので今の内に追いかけたい作品です!

★★★ Excellent!!!

古来より蛇や蛤、鮫に鰐、鶴に狐に雪女等々。
異類婚のお話は世界中にありました。

主人公のサラリーマンが、焼き鳥屋で引き合わされた不思議な
お嫁さんには何かが生えていたのです!!

果たして、この主人公達の物語はめでたし、めでたしとなるのか?

ながやん氏が描く現代の民話にご注目ください。





★★★ Excellent!!!

 題名の時点で9割位の人がエロい意味で、ワァオしているモノだと感じたと思う。自分もそうでした、しかしこのヒロイン実際に生えているのです。ご立派なモノが! 基本的にはラノベ文体でよくある寓話的な展開なのですがこの嫁に生えた雄々しい象徴とどうやって主人公が付き合っていくのか……

 いやまぁ、本当に立派で、自分だったらオロオロしちゃいますね!