※解説は間違っている可能性があります。あらかじめ、ご了承ください。


※「ー」は前の文字の母音(例:カーブ→カアブ)として扱っています。




●冷却スプレー

 デッドボールを受けた場所などを冷やすのに使うスプレー。服の上からスプレーする事も多い。


 服の上から使ってどれだけ効果があるのか微妙だが、プロ野球や高校野球では頻繁に使用される。


※冷却スプレーの効果ではなく、プラシーボ効果(プラセボ効果)で痛みが軽減される可能性はある。


 メジャーリーグでは日本ほど使用されず、デッドボールを受けた選手にも冷却スプレーを使う事はほとんどない。


 痛みを表に出すのはメジャーリーガーの美学に反するようで、デッドボールを受けても平然とした顔をしている事が多い。

(平気そうな顔をしているだけで本当は痛いんだと思う)


 メジャーリーガーが痛がっている時はメチャクチャ痛い時。



●レガース(レガーズ・レッグガード)

 バッターやキャッチャーが足に着けるプロテクターの事。



●レギュラーシーズン

 全てのチームが試合をしている期間の事。プロ野球では143試合。メジャーリーグでは162試合。


 レギュラーシーズンを勝ち抜いた者だけが、ポストシーズンに進む事が出来る。


 ある偉大なメジャーリーガーの言葉を借りれば、レギュラーシーズンは練習試合であり、ポストシーズンこそが本番である。



●レッグキック

 ピッチャー側の足を高く上げる事。また、そのような打撃フォームの事。


 プロ野球では足を上げるフォームだったバッターでも、メジャーに移籍してからは足をあまり上げないフォームに変更する事は多い。メジャーではツーシームなどの手元で動くボールが多く使われるため、足を上げるフォーム(着地しないと打ちようがない)だとタイミングを合わせにくくなって動くボールへの対応が難しくなる。



●レフト(左翼)

 野球のグラウンドにおいて、4つの塁で囲まれているエリア(及びその周辺)の事を「内野」と呼び、その後ろを「外野」と言う。


 ホームベース側から外野を見た時、左から順に「レフト(左翼)」「センター(中堅)」「ライト(右翼)」と言う。



●レフト(左翼手)(LF/Left Fielder)

 レフトで守備をする外野手。詳しくはコチラ(↓)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054884251383



●レフト線

「ホームベースから一塁方向(=ライトポール方向)と三塁方向(=レフトポール方向)に伸びている線」の事を「ファールライン」と呼ぶ。


 ファールラインの「三塁から先の部分」は「レフト線」と呼ばれる。


「レフト線付近一帯」も「レフト線」と言う。



●レベルスイング

 ほぼ水平に振るスイングの事。



●レンジファクター(RF/Range Factor)

 1試合(=9イニング)当たり何個のアウトに関わったかを示すもの。日本風の言い方では「アウト寄与率」と呼ばれている。


レンジファクター=(刺殺数+補殺数)÷守備イニング数 ×9


 9イニング守備に就いて刺殺3個と補殺2個を取ったとしたら、(3+2)÷9×9で5になる。


※刺殺(=プットアウト):ランナー(バッターランナーを含む)をアウトにする事。「フライやライナーを捕る→捕った選手」「打球や送球を捕って塁に触れる→塁に触れた選手」「ランナーにタッチする→タッチした選手」「三振でアウト→キャッチャー」に刺殺が記録される。


※補殺(=アシスト):「アウト(刺殺)が成立した時」あるいは「エラーがなければアウトが成立しただろうと思われる時」に、そのアウトをアシストするプレーをする事。1つのアウトを取るために関わった選手が増えると補殺が記録される選手も増えるが、アウトを取る時に必ず補殺が記録される訳ではない。


 守備範囲(Range)が広い野手は刺殺や補殺が増えやすいため、レンジファクターは守備範囲の広さを測る目安になる。しかし、三振を多く取るピッチャーの時は打球が自分の所に飛んで来る事が減って刺殺・補殺を取る機会も減り、レンジファクターの数値も下がってしまう。


 ポジションによって刺殺・補殺の取りやすさが変わるため、レンジファクターは同じポジションの選手とは比較出来るが、全く違うポジションの選手と比較するのは向いていない。


※セカンドやショートのように守備内容が似たポジションであれば、それなりに比較出来る。セカンドとピッチャーで比較するのは、あまり意味が無い。



●連打

 2人以上のバッターが連続でヒット(ホームランを含む)を打つ事。「3人連続ヒット」なら「3連打」になる。



●連投

 2日続けて登板する事。「続投」とは別物。


 同じ球種を連続で投げる事も「連投」と言ったりする。「ストレートを連投する」などと言う。


「続投」については、下記URLのエピソードで解説。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054889208421



●連発

 2人以上のバッターが連続でホームラン(ランニングホームランを含むかは微妙)を打つ事。「3人連続ホームラン」なら「3連発」になる。


「ホームラン→ヒット→ホームラン」なら、3連打ではあるが連発はしていない。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る