第64話「謙虚さと卑屈+新企画」

 他人の創作論関係は面白いので書き手はやはりガチの作品より、創作論の方を見てしまうものだ。

 ちなみに遠藤さんの「あなたの作品を……」   

  https://kakuyomu.jp/works/1177354054884220414

 は最近星の数が俺を超えてしまったので大変嫉妬している次第である。

 めらめらめらめら。

  なぜか鮭さんのSSが伸びているのはうれしい。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883455812

 うれうれうれうれうれしい。

 時代が追いついている。


そして最近見つけた「ながやん」さんの創作論は面白いので是非読んでほしい。

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882441730/episodes/1177354054882445080

 

 俺は多くの作家の姿勢が、結構嫌いだ。

 ながやんさんの言う通り、作家は卑屈になりすぎてないか?とくに自分の作品をとかいうやつとか、を読んでいただきとか言ってる奴はさ、なんか嫌。

 絶対そんなこと思ってるはずないのに……。

 自分を下げることによってハードルを下げる行為は良くないと思う。


 とは言いつつ俺もやってしまっている。他人をディスるときに、「自分もそうですが」とか「自戒をこめて」とかつい言ってしまう。実はこれが逃げであることは重々承知している。俺もそうだから、分かってくださいね。という意味合いを含めてしまっている。

 よくない!

 実は「俺もそうですが」なんて思ってないが、「自分のことを棚に上げて何を偉そうに」って思われるのが嫌で言ってる。

 で、なるべく俺は自分の作品を下げずにやってるのだが、つい甘えが出てる時がある。しかし「ながやん」さんの作品を見てまだまだ甘いと思った次第だ。

 あと作家の人はなんで自分を「小生」とかって言いたがるんだ。というか意味を調べたこともないし、調べる気もないので、どういう意味か分からないが、字面的にこれなんかも自分下げの典型例だよね。

 ってなんでこんなこと書きだしたかを思い出した。あのね俺は結構前でのある応援コメントが実はずっと気になってたんだよね。悪いけどさらさせていただく。


御月 依水月さんのコメントです。ぜひ作品を見に行ってくれ。

https://kakuyomu.jp/users/yorimiduki


以下俺のディスりに対するコメントである。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 なかなか、事前通告してからのディスリって、ハードル高いですよね。

特に、短くて明確な落ちが存在しない作品ほど、それが顕著に現れて、主催者の対応力の高さが伺えました。


序盤の抉り具合は、塩加減が効いていて、素晴らしい快感を与えてくれます。

特に、ルビが良い仕事をしていて、悪意の乗せ方が上手いと思うのです。


反対に、後半の部分では狙ってか、創作者の地雷となる部分を攻撃していて、不快指数というか、ヘイトもしっかり稼いでますね。

それに応えて、私も少し長文でのコメントを失礼します。


読者攻撃とは、恐れ入りました。

それだけはして欲しくないと思っていましたが、ピリ辛のアクセントと考えましょう。

もちろん作品の短さもありますが、外枠まで探さないと攻撃箇所が少なかったのだと、ポジティブに受け取ることにします。


※ちなみに、分かっていると思いますが、複数アカウントなんて不正はしません。相手の方に失礼です。


唯一残念だったのは、私と私の作品以外に攻撃の矛先が行ってしまったこと。

ディスコメは、私にとって楽しみな部分もあるのですが、第三者に攻撃が及ぶと「ただ悲しかった」という結末しか残らなくなります。

私は変態なので、それもまた痛みとして楽しむことが可能ですが、できれば、私以外にはしないであげてください。


最後になりますが、企画に参加できたこと、光栄に思います。

企画としては、良い持ち味を出されていて、作者の対応力も素晴らしいと感じました。

ありがとうございました。


※あまりに長文な為、コメントを削除して頂いても、何も含むものもありません。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ずーっと心に引っかかっててこの応援コメントに返せずにいたんだけど、ながやんさんの作品読んでから理由がよくわかった。からここで応援コメントの返事をしたい。

 御月さんが卑屈すぎるのが嫌に映ったのだ。この人は私はどうぞ変態なのでディスってくださいという体できたのだが、実はそんなことは全くない。やはり俺と同様自分の作品に自信があるからこそ、この場にぶっこんで来たので、だからこの文面からは非常に彼の怒りというものを感じる。

 ちなみに俺は自分の作品を他人に評価されようと思わない、文句言われたら言われたら。「お前に何が分かるんじゃボケ」と返すであろう。

 たぶん御月さんも同じ思いを持っていたはず。しかし完全に衝突することを恐れて、逃げを打ってしまった。

 まぁこの逃げというのは俺も打つので何とも言えない、と書くと、これもまぁ逃げなので、人間は結局逃げなのだが。おれはこの際自分のことは棚に上げる。

 

 最後の「コメントを削除していただいても」も「光栄に思います」も、絶対いらない。そんなことはかけらも思っていないはず。

「もちろん光栄に思います」だけなら素直にありがとうなのだが、その前に「読者攻撃とは恐れ入ります」と一度皮肉を入れてる以上、これは俺には逃げにしか映らない。せっかく怒りをもっているのに、相手をあげ自分を下げるという逃げを入れることで、風化させようとしている、よくない。作家はもっと自由でいいはずだ。

 一言でいえば「なにもふくむものはありません」って言葉がすげぇ気に入らなかった。俺はそっちが何か含んでもらっても一向に気にしねえ。


 まぁ本来もっと早くこれを取り上げるべきだったが、すっかり忘れていて、ながやんのコラムを見て思い出した。

 

 そういえばなぜか応援コメント等を、全部消してしまった馬鹿阿呆メーカー君がもし見ていたら、ながやんさんのコラムをぜひ見てほしいのだが、やっぱその名前は良くないだろう。前も言ったけど、卑屈になりすぎてるよ。名前は大切なものだからね、あんまり言いたくないだろう私は馬鹿あほメーカーさんのファンですって。

 まぁじゃあ「ゲスの極み乙女」はどうなんだって話になるんだけど、大人がやる分には意図があるからね、でも中学生はもっとかっこつけていいじゃない?


 ということで何が言いたいかというと、ながやんさんの意見は極めて的確であり、自分を下げることで保険を掛けたところで、作品が高く評価されたりすることはない。

 ならば堂々と「俺の作品は面白いから、読め読んだ方がよい」というべきである。

 それをどう思うかは所詮、読者の自由である。

 だって「俺の作品はつまらないかもしれませんが、こういうところはダメかもしれませんがなんて言ってる作品」をよみたい人がいるわけないからね。


 というわけで、もし俺に読ませたい自信の作品がある方は、是非応援コメで作品名を張ってください。つまらなければつまらない、面白ければ面白いといいます。その結果は☆つかで発表します。

 で、それに対する応援コメントもご自由にどうぞ、本人に限らず、何か意見ある人はすべて。俺を持ち上げる必要一切なし。応援コメントだからといって応援する必要もなし。その意見はおかしいと正直に言ってくれ、そして俺という男はさらにそれに反論するから安心してくれ。


 結局俺は遠藤さんの「あなたの作品……」に嫉妬しだしたので逆輸入企画をはじめるということである。あぁ遠藤さんとは違って全部なんて読まないので、もし1話はつまらないかもしれないけど、この話から面白いですって人はそれを言ってくれればそこまでは読む。

 全部読んでくださいって人は、ふざけるなって返したるわ。まどマギみたいに3話くらいは我慢する。

 じゃあの。

 


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る