「☆がつかない作家の苦悩」

第57話「少し真面目な創作論①キャラ名」

　ディスるために、ディスられ作品以外の作品も結構見たので、見たくもない異世界ファンタジーをここ一ヶ月見てわかったことがあります。（今回はべらんめぇ調無理！）

　気になるのがキャラ名なんですよね。あのですねおっさんにとっては、キャラ名が横文字で長いやつって辛いんですよ。

　アルケミナ・エリクシナってキャラが出てきた山本さんの作品があるんだけど。名前出すだけだと悪いから宣伝しておきます。参考に見てください。https://kakuyomu.jp/works/1177354054883980073/episodes/1177354054883980076

　これは1話目できついって言ったのは、名前のせいでもあるのよ。いや、見知らぬ横文字が多くてさ、途中で訳分からなくなるわけ、話は実は結構面白いんだけど。

ただ、おっさんにはこれきつい、世界史の教科書に思えてしまった。

　かっこよいフルネームは出したくなるんだけど、まぁやって主人公が許されるくらいだと思う。

「ファルシのルシがコクーンでパージ」は10代しか無理だぁ；；

　そういう意味でやっぱ西尾維新は天才だとおもう。なんか変な名前しかいないからね。こいつ誰だっけって混同することがない。戦場ヶ原さん、まよいちゃん、古いやつだとアオイイミココちゃんとか。

　横文字使ったやつだと、コードギアスもうまい。ルルーシュはまぁ主人公だからいいとして、カレンはなじみやすいし、ＣＣなんてまず忘れないから。スザクも覚えやすいし、忘れないね。

　そういう意味で本当にうまいのはドラゴンボールなんだよね。そもそも主人公が西遊記だし、野菜の名前、楽器の名前、衣類の名前っておかしいやつしかないけど、別に今となってはトランクスって名前に違和感ないしな。

　ほぼ一発で名前が覚えられるのもあらゆる年代にドラゴンボールが愛されてる理由の一つだろう。冷静に考えたら、魔王がピッコロで、クリリン倒したのはタンバリン、ヒロインはブルマだし、そもそもクリリンってなんだよ。

　富樫のネーミングもすごい、浦飯幽助　桑原　戸愚呂　ゴン　キルア　ヒソカ

とくに主人公にゴンってつける勇気がすごい。

　なので俺も「目が魔王」ではすでになじみのある名前を使いました。まぁ、少なくともそうしないと俺がキャラクター忘れちゃうから。

　魔族は　ルーシア、ピアニッシモ、ダンヒル、ミネ、クール、ケントっていうタバコの名前です。いやぁミネはぴったしはまったなぁ…。イブサンローランもたばこ出してたことあるんだよ知ってる？

　勇者は、ラガー、アサヒ、コロナ、オリオン、ハイネケン、って全部ビール。

さすがにエビスは無理、モルツはそのうち出るかも、サッポロ、キリンは……。

　　国名も考えた。

　　寒いからコルド。

　　砂漠の国、デザス、もちろんデザートから

　　機械の国、シャフト、部品から取りました。ギア候補もそうですね。

　　火山の国、アサマ　もちろん浅間山、そこの総司令がフジ司令

　　森の国シュタント　確かドイツ語で森がシュツルムファウストだったような気がしたのでその辺から。まぁこうしておかないと作者が設定忘れるのが一番の理由です。というかシュタントは後悔してる、たまに忘れるわ。

　作者が忘れるってことは同時に、読者はもっと忘れやすいかなって思います。

　そういや、俺ワンピース好きじゃないの名前のせいかも。ルフィ、ゾロ、サンジ、後誰がいたっけ、ウソップ、ナミ、あれ結構覚えやすいじゃん。

　というわけで、ＰＶが途中からとまるのは名前のせいかもしれないですよ。

　そういや俺のケータイ宇宙人改め「宇宙人、スマホ」は名前が普通だった。

　もっと変なのにすべきだった――。

　でもやっぱ一番すごい名前は、スッポンポー鳩。

　今日もスッポンポー！