奇妙で怖いお話なのに、違和感がなくラストを迎えてしまう。いいなあ、こういうの、いい雰囲気。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
一読して、高橋たか子の誘惑者を思い出した。ただ、誘惑者の主人公は、その誘惑に全身を晒しながらも帰還している。誘惑者には、こう書かれていた。「火口のなかはぱあっと明るい」誘惑は、真紅に染…続きを読む
マジョリティへのヘイトといえば言葉が強すぎるかもしれない。しかし無意識に感じるマイノリティの生きづらさといえば、それも違う気がする。特別性を感じていたい少女時代。そんな言葉が適当かはわから…続きを読む
読み終えてたとき、私は悲しかった。日陰で世界を嘲笑っても、いつまでもそこにはいられない。こどもはやがて進学し、就職し、家庭を作り、統計と収支の数字に紛れ、唾をはきつけたはずの世界に組み込まれなけ…続きを読む
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