第83話 カクヨムコン6の長編をいくつか

 一月も早いものでもう半分近く過ぎてしまいました。

 カクヨムではコンテストの残り僅かで、今から完結作品がどっと増えるのかな。

 もう少しで完結しそうな参加作品について、好きなところや要望願望など、たまにはたくさん語ってみようかと思います。


 ネタバレしたらゴメンナサイ。

 もし作者様がここを見つけて「消してほしい」という要望があれば、遠慮なくコメントなりツイッターのDMなりでご連絡ください。

 あと、以前紹介した作品もあります(たぶん)

「お母さんその話はもう聞いた」←子供が言います。

 何度でも話したいのです!

 そんなお年頃です……( ఠൠఠ )


 ◇◆◇


「新米魔王と千枚舌勇者の世界征服記」

 作者 長埜 恵さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897818368


 これ、前に紹介しました。カクヨムコンには参加しないのかと思っていましたが参加するようなのでもう一度。何故もう一度かと言うと、これはちょっとポイントが厳しそうなのですよ……。

 ジャンルは異世界ファンタジー。勇者と魔王の話は今なら少し古い部類に入るのかな?典型的な魔王と勇者が戦うものではなく、かといって手を取り合って仲良く世界を変えていくというのとも若干違う、かなりテンプレからは外れた内容。←私の思うテンプレは少しズレてるらしいので、あてになりません。


 内容は結構重めですが、ライトな雰囲気で話は進行します。勇者が千枚舌ということで、嘘八百を通り越してる感じ。何が本当なのか分かりませんが、反対に魔王は素直で真っすぐな可愛い女の子。

 そして何よりもこの話で気に入ってるのが、魔物達です。魔物達、めっちゃつよーい!めっちゃ強いのに朴訥で、しかも記憶力とかいろいろ難あり(笑)

 人間の顔が見分けられないから味方と敵の区別付かないし、全部投げちゃえ!とか、とても良いwww


 個人的にはすごく受賞してほしい作品です。けれど今のところ中間突破が厳しいかなって思う。30万字越えだから公募には長すぎるんですよね……。

 ま、まあ、とりあえず私は完結したら星入れる予定ですけども。それしかできませんし。

 ところで終わり、どうなるんだろう?

 最後のところはまだ読んでないんです。完結したら読もうと思ってて。

 だからこれは第7章の20話まで読んだ感想です。



「公家顔君と木綿ちゃん ~頼れる親友は専属恋愛軍師様!?~」

 作者 宇部 松清さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922440802


 私、基本的にはファンタジーが好きなので今回紹介するのではこれが唯一現代もの。ラブコメです。いや、恋愛? い、いや、キャラ文かも……すみません、ジャンルはまあそんな感じ(笑)


 宇部さんの作品は5分コンの短編で良いのがあったので、最近来てるなあ。

 これは基本に忠実なラブコメだと思いますが、キャラが好感持てます。

 全体的に、作者様が楽しそうに書いてると思えるのも好きなところ。←これ重要!


 主人公の木綿ちゃんは鈍感主人公なのかと思いきや、そんなに鈍感でもなさそうなんだけども、とにかくボケまくる。お相手の柘植君はしっかりしてるようで実はこちらが鈍感くんなのかな。間に入っている富田林さんが頑張って二人をくっつけようとしているのか、邪魔しているのか、はたまた面白がっているのか。全部な気がします。という主要キャラ達、みんな良い味出してます。

 結局くっつくんだろ? ようよう、お前さんがたよう。

 と思いながらもついつい続きを読みたくなるのも、良いところですね。

 完結まであとちょっとのところ(たぶん)なんで、これもまた読むのを止めて待ってるところ。最後は一気に読みたい派なんです……。


 ポイントはやはり厳しそうですけれど、異世界ファンタジー以外はそんなに必要ポイントも高くないのかな。だったら完結で星が入れば大丈夫なのかな。とまあ、これも私が心配してもどうしようもない話なんで。頑張れーと心の中で祈っています。



「銀狼は花の乙女に癒され、まどろむ ~身代わり侍女は冷酷皇帝の抱き枕~」

 作者 綾束 乙さま

 https://kakuyomu.jp/works/1177354055006319022


 これはジャンルは何でしたっけ?多分恋愛だと思う。

 なろうだと異世界ファンタジーと異世界恋愛で別れてるんですが、カクヨムは「異世界恋愛」ってジャンルがないのでこの手の作品は置き場所に悩みますね。いろいろご意見はあると思いますが、私はこれは恋愛かキャラ文で良いと思います。異世界ファンタジーとは違うジャンルに置きたい。


 と、ここまで書いて思い出しましたが、これもたしか前に紹介してるわwww

 まあいいか。今回はいろいろ語る回なので!


 こちらはもう完全に異世界恋愛系の基本に忠実な作品。この手のは好きなんで、結構いろいろ読んでるんですけど、いいですよね!

 細かく分けると、後宮ものになるのかな?


 主人公はかなりひどい扱いを受けて育ってきたヒロインらしく、マイナス思考が続きますが全体的にはだんだん幸せになっていってるようなので良いと思います。お相手の皇帝が口が悪いなあと思っていたら、なんと「鶏ガラ」を愛称と考えていたいう、ただの世間知らずだったことが判明!というわけで皇帝の好感度も若干上がったところで続きを楽しみにしています。


 話はもう少し続きそうですが、これはあえて完結させずにずっと続けてもいいんじゃないかな。

 受賞する可能性は高いと思う。一巻で終わるのももったいないし、ラブラブになったところで一巻終わり、二巻からは宮廷内の問題を暴き出す方向へ舵取りするといいなあと思いつつ……。

 あ、そうです。完結しないのは★を入れ忘れるんですよね。気を付けなければ。



「使い魔ムイちゃんの目指せ冒険者への道」

 作者 小鳥屋エムさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891690528


 これは異世界ファンタジーですが、かなり異色です。

 作者様がただモフモフを楽しみたいだけという作品。


 主人公はレッサーパンダの獣人で、ちびっこです。

 前世の記憶があるのですが、現在の身体に引きずられてお子様思考。あざと可愛い自分を最大限に生かして周りを魅了しようと頑張る主人公ですが、そんなに頑張らなくても普通にめっちゃ可愛いのにわざとかわい子ぶってるのもまた可愛いという、エンドレスに可愛いやつ(笑)

 ストーリーは5万字くらいの短いのが二編です。可愛さを最大限に重要視しつつも、ちゃんとストーリーがあるのはさすがだあなと思う。

 今回コミカライズ用の賞があるということで、もしこれがマンガになるのなら嬉しいなあ。


 ◇◆◇


 今オススメしたいカクヨムコン6参加作品4つ、いかがでしたか。

 読みたいのがあったら、早めに覗いて~。

 他にもいくつか気になって読んでいるのもあるのですが、とりあえず今日はこの辺で!


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