第4話 でも今夜の月は美しいから

カクヨムの作品を読むようになって思うのは、エッセイ、面白いですよね!

私には馴染みのない趣味について延々と書き連ねているのも、その作家さんのこだわりが見えて何か好きだ。あと、フェチっぽいのや愚痴も、文字にして読むときちんと作品になっているんだなあと思う。


中でも作家さんあるあるは星のたくさんついた作品も多く、どれを読んでも面白い。身近だから受け入れやすいのですよね。「一生懸命に書いた小説より星が多いのは何故ー!?」と言う叫びも、分かる!分かりますとも!でも面白いんだもん(笑)


今日も全然知らない方。いつも読んでいる、大好きなエッセイも早く紹介したいのだけれども、ネタに困ったときに取っておくことにして……(笑)


きたのあきたの東北記

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881035446


物書きを目指す、ごく普通の作家さんの日々思うことを綴るエッセイです。(←エッセイを読んでの私見です)

好き好きポイントは、ほんの短いエッセイなのですが、数行割いて情景描写を入れているところ。多分意図的に心掛けていると思う。言いたいことは沢山あるはずなのだけれど、ぐっと抑えて景色を詠む。「和」じゃないですかー!好き!

あと、職人さんらしいんですよ。ワタシ職人好きなんで!

そして一番は、第8話の最後。引用します


「あっと思いました。1ヶ月前はもっと月を見ていた。

見上げて独り、頷きます。今度こそと。」


落ち込んだ時に上を見るって、物理的にすごく難しいと思う。月を見る、その強さが私にもあれば良いと思ったのです。

頑張れ私!


いや、何で自分を応援しているって?(笑)

こういうのって人に言われるより自分で上向かないとダメなんですよ。それって私だけ?

さあみんな、月見て一杯だ!

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