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概要
見知らぬ星、見知らぬ生き物、知ってる悩み
十七歳の誕生日――是枝悠人(このえ はると)は世の全てに絶望しながら、学校からの帰り道を歩いていた。すると、そこへ小さな発光体が飛来する。それは高さ三十センチほどの大きさの円盤状の物体で、かと思えば中から小さな男が現れた。「君、今死にたいと思ったろ」男はそう言って悠人を円盤の中へと誘うと、ほとんど誘拐するように悠人を乗せて地球を飛び出した! 男の言葉を借りれば、これは「留学」らしい。「住居と身分は用意した。君はここで好きなように暮らせ」そう言って男は消える。悠人は理由も、いつ地球に戻ることができるのかもわからぬまま、人間とよく似た、でもどこか違う生き物たちが暮らす惑星ルウィーエへと放り出されてしまった。こうして悠人は猫耳の偽妹と同棲しつつ『なんでもやさん』として未知の惑星で生活をしていくことなったのでした。
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