第2話 恐怖
目覚ましの音が頭に響く…
すぐに起きて、時間を見ると、
「八時…あれは夢か…」
安心して、テレビを付けて、撮りためていたアニニメを見ていたら、玄関のチャイムが鳴った。
応答機をちらっと見て玄関へ向かった 橋がそこにはいた
「おーい、高校で必要そうなもの一緒に買おうよー!。」
「いやだから俺は・・・」
そのとき変な違和感が俺を襲った
さっき見ていた橘が死んだというニュース あれを見たうえで俺は考えた
「仕方ないな とりあえず上がれ」
どうしてこの選択肢を選んでしまったのだろうか
とりあえず大丈夫だろうかと橘を見てみよう
「・・・」
・・・煙が今にも出そうなくらい赤くなっていた
「あ 上がって・・・いいんだよね?」
お前はいったい何をやっているんだと 言いたい
「二度も言わせんな それに・・・外寒いだろ」
これで死の危険がなくなったと思うと一安心だ
「暖房つけてやるよ 暇だしテレビもつけるがいいか?」
「ん ありがと」
あの時のニュースキャスターだ
「速報が入ってきました 本日xx県xx市xx町で遺体が発見されました 警視庁は・・・」
「お よかった 変わってる」
「変わってる・・・?」
「あっいやいやなんでもっ!」
「遺体の身元は小島雄介さん・・・」
誰だこいつ とりあえず別人になったからいいとしよう
死ななくてよかったと一安心し 彼女と買い物をし家まで送った ・・・デートじゃねぇからなと何回自分言い聞かせただろうか
家に帰ってきたとたんどっと疲れが出てくる 飯を食ってさっさと寝よう・・・ そう思っていた
後ろから不思議な気配がする だが気のせいだと思い130円のコンポタを買う
飲みながら後ろを見ると光った鋼のようなものを持った男が近づいてくる
なんだこいつと思う間もなく懐をさしてくる
「ッ・・・」
激痛だ 意識がもうろうとしてくる だが男は容赦なかった
「たすけ・・・」
助けを呼ぼうとした瞬間喉を切り裂かれた
一瞬で目の前を走馬燈が走り真っ暗に
(死んだな・・・俺)
たどりついた三途の川で・・・そう悟った。
Eternal despair 山口 直弥 @naoyan1970
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