各エピソードの最後の文章が輝いていました

良かった点(1点)
・各エピソードの最後の文章が輝いていました。
 特にエピソード3.4.6.7の最後の文章が個人的に好きです。
 物語の余韻を残しつつ、次の話も読んでみたいと思わせるような効果を出している良い文章だと思いました。

作品全体を見ても読みやすく、良いお話だったと思います。


気になった点(1点)
・地の文章に違和感を感じました。
エピソード1において
まるで、大学生が複数人で暮らしていたのではないかとすら思えてくる品揃えだった。
とあります。このときの地の文章の視点は少年である”僕”だと思いますが、その場合見つかるもののラインナップを見て大学生が~と連想するのは違和感がありました。