どもー、アクションとラブコメを中心に書いてる阪木さんだよ。 昔は、小説書き仲間に「ラブコメの伝道師」だとか、「中身に147cmの女の子がいる」だとか、「CVが…
まとい付くように夏の暑さを感じる文章。本当に聞こえてくるような蝉時雨。不穏で、どこか居心地の悪くなるような、不純物めいた記憶。主人公の人生に、静かに楔が打ち込まれていくようにも読めました。これほ…続きを読む
アマチュア作品にはアイデアや着想が作品の骨に上手く繋げきれてない『とりあえずこんなん出来ました☆』な作品も多い中、この作品は蝉時雨というシンボルを多面的に各所各所にいやらしくなく巧みに織り込んでいて…続きを読む
学生や子供とは違う大人の恋愛……それも一夜限りの恋をテーマにしており、その心情を綺麗かつ風情ある形に表現しています。短編小説でありながら非常に奥が深く、こんな恋もある……と教えてくれる作品です!
蝉は必ずどこかにいる。でも、見つけられない。特にこの言葉が胸に残ってます。淡々とした一人称の語り口のおかげで、盛況な夏ではなく、陰りある哀愁の夏の雰囲気が引き立つ。先輩がどんな人だったのか…続きを読む
もっと見る