第四章



 米座ヨネクラアカネにフられてからこっち、僕は以前ほど、アプローチをかけられないでいた。……いいや、違う。どうアプローチしたものかと手をこまねいていた。


 ラブコメの主人公達は、ヒロインに告白してフられたらどうするのだろうか。


 その難題にぶち当たり、答えを出せずにいたのだ。僕と同じ状況に陥ったラブコメ主人公を探し、その言動をトレースしてみるもどれもしっくり来ない。というか、現状僕のラブコメに参戦している女が米座アカネのみである今、傷心につけこんで接近してくるヒロインの手を取るなんていう選択肢が僕には存在しない。


 ため息をつき、米座アカネの席に視線を向ける。そこには米座アカネ本人と、最近のもう一つの悩みの種が、何やらこそこそと密談している。


「――椎堂シドウ


 お前は本当に、何がしたいんだ。


 彼女は僕と同じ学級委員で、それを理由に、米坂アカネへの接近をことごとく邪魔してきた悪魔のような女だ。……いいや、どこに出しても恥ずかしい、淫魔のような女だ。

 しかし、少し前から「し、しばらく話しかけないようにするから」と言い捨て、実際その言葉の通り、僕が何をしようとも椎堂の邪魔が入ることはなかった。だから僕も、それ以降はかなり自由に米坂アカネへとアプローチを続けていたのだが……その結果、僕は米坂アカネにフられることとなった。


 そして今、なぜか椎堂は米坂アカネと親しげにしている。


 僕の本当の意味での人生の教科書であるところのラブコメ漫画の数々も、こういった状況における最適解というものを教えてはくれなかった。こういうとき男子は、どういった行動を取るべきなのか。悩んで、悩んで、悩んで――、


 夏休みが、目前に迫っていた。


 ◆


「夏休みです。みなさん気をつけて。怪我、犯罪、その他諸々にも気をつけて。良いですか、お願いですから――リア充的な理由で、先生を困らせないでください」


 担任である御空ミソラ先生が死んだ目でそれだけを言って、一学期最後のHRは締めとなり、高校生活最初の夏が幕を開けた。


 クラスの男子勢が素敵な夏にしようと意気込んで、クラスの女子勢がそんな男子に対して白い目を向け、そんな中僕は、一人静かに教室を去ろうとしてその肩に手をかけられた。


「……椎堂? どうしたんだ、何か学級委員の仕事でも残ってたか?」


 そう問うと、ギクリを肩を震わせる。


「あ、いや、仕事は無いんだけどサ……」

「なに?」


 思わず素で疑問の声を上げてしまった。これまでの椎堂は、絶対に、ただの一度だって、僕に話しかけるためだけに話しかけてきたことは無かったのだ。何か用があるときは、学級委員の仕事のついでに、雑談として持ちかけてきた。

 そんな椎堂らしからぬ行動の真意を測りかねていると、


「夏休み、暇でしょ、お隣さん」


 椎堂の影から、小さくもっさい影が――「はぁッ!?」その影は、米坂アカネであった。


「よ、米座アカネ!」

「いちいちうるさいな……教室ここであたしの名前を叫ばないで」


 心底鬱陶しそうに耳をふさぐ米座アカネ。その名が響き渡ったことによって、クラスの視線を集め目立ってしまった。


 本来、米座アカネは日陰者の存在だ。現代的な言い方をすれば、カースト下位に属する存在。目立って嬉しいことなんて皆無であろう。


 未だ米座アカネを排斥しようとするクラスにむかっ腹が立つも、しかし、視線を向けられたのは一瞬のことであった。当然か、その視線の先に、先の事件でこのクラスの筆頭問題児として名を馳せた僕がいたのだから。


 米座アカネの異物扱いは、僕という別の異物が現れたことによって鳴りを潜めている。悪くない話だ。おかげで僕も、暴力沙汰にならなくて安心できる。次誰かを殴れば、おそらく停学は免れないだろうから。


「……で、米座アカネまで、僕に何の用だ。夏休みの予定なら確かにスッカスカだけど」

「やっぱり。友達いなさそうだもんねアンタ」

「あ、わかるー。なんか一人寂しく休みを過ごして、ちょっとバイトで稼いで、そのお金で風俗とかソープ行って『脱童貞w』とか言ってそうなイメージあるよね美作ミマサカくんって」

「お前ら僕にケンカ売りに来たのか!? 特に椎堂!!」


 椎堂はケラケラと笑いながら、


「いやいや、ケンカなんて売ったって、私に何の得も無いじゃん。どうせ売るならカラダ売ります。いかがです? 脱童貞四万円で」

「サイッッッテーだこの女!? というか童貞童貞言うけど、勝手に決めつけんじゃねえよ!!」

「え? 違うの?」

「ノーコメント」

「なんだ童貞か」


 はぁー、などとつまらなさそうにため息をつく。決めつけるなと言ったそばからこれだ。この調子だと、この女と交友を持ってしまったのが高校生活最大の恥になりそうだ。


「アンタらはいちいちコント挟まないと話せないの? ユイちゃんもさっさと本題入れ」

「あ、ごめんごめん」


 米座アカネが苛立った声音で僕らの間に割って入ってきたことで、椎堂の暴走はようやく止まってくれた。もう少し早く止めてくれと思わないでもないが、それはそれで良しとしよう――うん?


「で、話なんだけど」

「ちょっと待った。その前に聞きたいことが……米座アカネ、お前今、椎堂のことをなんて呼んだ?」

「は? また話を逸らす気か?」

「そんなつもりは無いが……下の名前で、しかもちゃん付けで呼んだよな? は? というか、お前らいつの間にそんな仲良くなったんだ?」


 ずっと気になっていたことだ。僕がいくら声をかけようと米座アカネは心を開いてはくれなかったのに、椎堂はアッサリと仲良くなってみせた。どうすればそんなことが可能なのか。僕としてはそれが知りたくて仕方がない。


「別に……簡単な話。――アンタがあまりにも鬱陶しいから、学級委員であるところのユイちゃんに相談して、そのまま仲良くなったってだけ。ああ、こう言うとアンタがあたし達の仲を取り持った感じになるか。ありがとうね、ド変態ストーカー」

「全然感謝の念が感じられんッ!! ストーカーって呼ぶのやめろ!!」


 椎堂を見ると、「あー……まあ大体そんな感じ?」なんて曖昧に頷くのだから怪しいものだ。僕相手に本当のことを話すかどうか。これではなんの参考にもならない。


「……そろそろ本題に入りたいんだけど、良いかな?」


 椎堂がやや遠慮がちに切り込んできて、僕らの睨み合いは終わった。まったく……仕方ない。


「流石にこれ以上、話を逸らすのは難しいか……」

「え、わざとだったの!? そんなに私の話聞きたくない!?」

「当たり前だ。椎堂が委員の仕事も介さずに話しかけてくるなんて、嬉しい話を期待しろという方が無理難題。警戒して耳を塞ぐに決ってるだろう」


 それだけならいざしらず、まさかの米座アカネの参戦だ。椎堂が米座アカネを仲間に引き入れて何をしたいのかは知らないけれど、ロクなことにはならないだろう。

 米座アカネが一人で持ちかけてきた話だったのなら、一にも二にもなく飛びついたであろうが。


「美作くんの中の私って……ああいや、言わなくて」「痴女」「言わなくて良いっての!!」


 そんなやり取りをしている間にも、教室からは人が捌けて、話もしやすくなっていた。僕ら三人はようやく落ち着き、改めて彼女らの話を聞くことにした。


「まったく、美作くんの対人スキルの低さにはさすがの私も手を焼くよ……」

「ツッコまないからな。で、話って?」

「ああ、うん。それなんだけど……もう一度聞くね。美作くんって、夏休みの予定は空いてる?」

「もう一度言わなければならないのが遺憾だが、自由帳に負けず劣らずの白さを誇っているぞ」

「なんでそんな回りくどい言い方するかな。まあいいや。……単刀直入に言うね、美作くん」


 そして椎堂はやたらと作り物めいた笑顔で、ニッコニコと告げた。



「私と、ひと夏の思い出を作りましょう!」



 ◆


 夏休みが始まり一週間。既に八月を迎え、今日も蝉がジージーと鳴いていた。僕はと言えば、そんな蝉の鳴き声に耳を傾けながら、棒アイスを加え畳の上に寝転がっていた。


 要するに、暇な夏休みを謳歌していた。


 のそのそと起き上がり、扇風機の風量を『中』から『強』に設定し、また寝転ぶ。母親の趣味である、数多く吊るされた風鈴がチリンチリンと音を響かせていた。


「…………」


 あれ、おかしいな。人生のバイブルにおいては、ラブコメ主人公達が経験する夏休みはもっと華やかで充実していたり、あるいは苦い想いをして精神的に成長したりと、とかく物語があるはずだ。


 しかし僕の夏休みは、今のところそんな物語が起きそうな気配はない。いいや、わかっている。そういった物語は起こるのではなく、起こすものだと。何の変化もない日常にただ怒っていたのでは、僕はいつまでたっても変われない。偽物のままなのだと。


 思えば、なぜ断ったのであろう――

 ひと夏の思い出。最高な言葉の響きだ。相手が椎堂で無かったのなら、やはり僕はその提案に飛びついたであろう。だが椎堂のお誘いであるから、僕は断ったのだ。


「そりゃあ、椎堂とは不思議な関係とはいえ、仲が悪いわけじゃない……というかぶっちゃけ、仲良いよな?」


 僕自身に言い聞かせるように一人、つらつらをこぼす。

 おそらく高校生活初めての……友人だ。認めよう。僕と椎堂は、まず間違いなく友人であると。

 であれば、夏休み一緒に遊ぼうぜ、と誘われたら、いいぜ、と返すべきであろう。何をトチ狂った僕は。


 実際、最初一週間は特に意識もしなかった。久々の長期休暇を満喫しようと、普段はあまりできない『長編ラブコメ漫画三作一気読み』という最高の娯楽を楽しんだ。だがそれを終え、僕は気づいてしまった。


 別に、友達の誘いを断ってまでするようなことじゃなくね、と。


 いや、男性の所作を学ぶ上では欠かせない行為なのだが、それこそ女友達と遊んで学べばいいではないかと。冷静になった僕は後悔に打ちひしがれた……そして今に至る。


「言動はどうしようもなく痴女だが、それを除けば普通に良い女友達なんだよ……そんな女友達と過ごす夏のどこに不満を抱いたんだ僕は……」


 間違いなく、『言動はどうしようもなく痴女』の部分であろう。そこを除いてはむしろ、椎堂ユイという女のことを語れまい。


「……ああ、ちくしょう。このまま家でダラダラしてても後悔してばかりだ」


 ガバッと起き上がり、出かける支度をする。どこに行くあても無いが、何かしらアクションを起こさねば僕の夏休みは何も変わらない。

 支度を終えた僕は扇風機を付けたまま、日の照る外へと躍り出た。


 ◆


 僕には友達がいない。いいや、元々はそれなりにいたのだが、中学時代のある一件が原因で疎遠になり、高校に進学した際に完璧にリセットされてしまった。

 中学の同級生達が住む地区と、僕の家がある住宅街は学校を挟んで反対方向であり、滅多に出くわすこともなく、連絡も途絶してしまっている。

 僕にとってはありがたい話だ。良い思い出もあるが、それ以上に苦い思い出が脳裏をよぎる。できればこのまま、出会うこと無く人生を終えたい。


 そんなわけで、現在僕の友達と呼べる人間はやはり椎堂しかいないわけだ。米座アカネを友人と呼ぶには、あまりにも関係が劣悪過ぎる。せめてもう少し親しくならなければ。


「……前途多難だ」


 街中へ向かうバスを待ちながら頭を抱える男子高校生。なぜこんな寂しい夏休みを送らなければならないのだろうか。……自業自得か。

 ようやくやってきたバスに乗り込み、エアコンの聞いた涼しい車内に一息つく。


「はぁー涼し……」



「――待って、待ってください!」



 ぷしゅー、と音がして、バスのドアが閉まろうかという時、そんな声がした。しかし無情にもドアは閉まり切り、バスは待つことなく発車してしまった。車内にいる僕にも聞こえたのだから、運転手にも届いているはずなのに……なんて運の悪い。そんな不幸な御仁の顔を見てやろうと外を見ると、そこには、


「よ、米坂アカネ……」


 夏だというのにもっさい前髪が顔を半分以上隠し、眼鏡の奥に覗く目はしかし鋭い。この世の全てを恨まんばかりの眼光は、走り去るバスを射抜く。

車内にいる僕を見つけたのか、彼女はハッとし、悔しげな表情を浮かべていた。


「……なんて不憫な女だ、米座アカネ」


 僕はひとり、戦慄した。

 やがてバスは駅前市街に辿り着き、乗客のほとんどはそこで降りた。様々な商業施設が固まるこの地は、夏休みに入っていることもあり、常以上の賑わいを見せていた。


 この辺であれば、とりあえず暇は潰せるだろう。テキトーにブラつこうと周囲を見渡し――その視線の先に、とある人物を見つけた。初めて見る私服の椎堂である。


「ああ、だから米座アカネもこの時間のバスに乗ろうとしたのか……」


 待ち合わせしていたのだろう。しかし米座アカネは乗り遅れてしまい、彼女がここに来るまでには、次のバスを一時間待たなければならない。その間、椎堂は待ちぼうけを食らうわけだ。ふむ、ザマァ。


「さて、どこで遊ぼうか」


 定番はゲームセンターか。しかしこの時期は人が多くて気が滅入る。もっとこう、ゆっくりできるような場所が良いのだが――ドドドドドド――ん?


「うぉぉおおおお!?」


 突如、鬼のような形相で痴女が迫ってきた!!


「あーら偶然、美作くんじゃないっ!?」

「ひぃぃいいいいい!!」

「ちょっと待って! なんで逃げるのサ!? ほら、私達すごく目立ってる!」

「見かけだけは可愛い女がナマハゲも真っ青な面提げて男を追っかけてるんだ! そりゃ目立つだろうなッ!!」

「だから、なんで逃げるの!!」

「今僕はその理由の全てを言ったぞ!!」


 それなりに人の多い駅前、走る僕らは当然、他人の迷惑になっているだろう。しかしアレに捕まったらどんなセクハラをされるかわからないのだ、やむなし、ということで許せ。


 僕はその人の多さを利用し、必死になって椎堂の追跡を免れようとする。だが椎堂の魔の手が緩むことはなかった。まるで僕と米座アカネとの追いかけっこを追体験しているかのようだった。あの時と立場は違うが……そうだ。


「お前、椎堂! 米座アカネと待ち合わせでもしてたんじゃないのか!? 僕なんかを追いかけてて良いのか!!」

「アカネちゃんならバスに乗り遅れたって連絡来たから、少なくとも一時間は問題ないのサ! だから逃げても無駄だって! ねえ! こら! 止まれ!!」


 くぅ、しつこい。こうなったら……!

 僕はこの近辺にあるはずの服飾店を探し、それを見つけるとその中へと逃げ込んだ。そして一目散に試着室へと――!!


「こ、ここならそう簡単には見つからないはず……」


 壁に背を預け座り込み、一息つく。ああ、どうにか撒けた。


「見ーつけた」

「ぎゃぁあああむぐッ!?」

「しっ、大声出さないで。店員さん来ちゃうからサ」


 僕のいる試着室のカーテンが開かれ、その先にいた椎堂の姿に僕が叫びかけ、椎堂に口を塞がれるまで一瞬。椎堂はそのままカーテンを閉め、僕を押さえつけたまま息を整える。


「はぁ……ようやく捕まえた。なんでいきなり逃げるのかなぁ。この暑い中、余計な汗かいちゃったじゃん」


 お前が追いかけてくるからだろ、とか、なぜ迷わずここを当てられた、なんて言ってやりたいが、口を塞がれているため叶わない。すると椎堂は察したのか、僕の疑問に答える。


「靴」

「……?」

「試着室の外にあった靴が美作くんのだったからね。駄目だよ、こういうところに隠れるなら靴も隠さないと」

「!? !? !?」


 あれ、おかしいな。今日履いてきた靴は新しい靴だから、椎堂は初めて見たはずなんだが。まさか、追いかけているうちにそこまで見ていたというのか!?


「というか、こんなところに逃げ込むなんて、美作くんて大胆だね。他の人には見られなくて、でも声は漏れる。こんなところに私を誘い込んで……いったい何がしたいのかなー」


 純粋に逃げたかっただけで他意はない。まったくない!

 僕の視線による抗議は、何と勘違いされたのか。やけに熱っぽい目で、その手が僕の脚に触れ――。


「――私と、遊ぶ?」

「――ッ!! ――ッ!?」


 全力で抵抗した。


「や、ちょっと……! あんまり騒がないで! 別に何もしないからッ!!」


 そう言って椎堂は僕を解放した。本当に何もする気が無いのか、アッサリと試着室から出て行き、ため息をつく。僕もそれに続き、


「いきなりなんてことしやがんだこのクソビッチ」

「いきなりなんて暴言吐いてくれるのこのぼっち」


 えーと、なんだっけ? 僕はこの女を友人だと言ったか。訂正しよう、僕に友達はいない。


「公然わいせつで訴えるぞ……」

「あの、目が本気なの怖いんだけど……いやホント、悪ふざけが過ぎましたゴメンナサイ。……本当に悪いって思ってるんだってば! だからどこかに電話しようとするのやめて!」


 一一〇とまで入力したスマホをポケットに押し込み、膝をつく椎堂を見下ろす。


「やっぱり椎堂の誘い、断って正解だったってつくづく思うよ、僕は」

「え、それ本気で言ってるの? やだなあ、美作くんってば私をなんだと思って」「クソビッチ」「ごめんなさい」


 椎堂はもう一つため息をつき、


「……私は純粋に、美作くんはこの夏休み暇なんだろうなぁ、可哀想だなぁ、って善意で誘っただけなんだよ?」

「悪意マシマシの大盛りじゃねえか!! はぁ……ホント、お前じゃなければなぁ」


 そう、ふと溢れた言葉に、意外にも椎堂の顔から笑みが消えた。ともすればそれは、どこか悲しそうな表情にも見えた。


「あはは……私、とことん嫌われてるなぁ。なぁに、アカネちゃんのお誘いなら飛びついた?」

「そりゃあな。想い人からのお誘いだぞ。まあ米座アカネに限って、そんな話があるわけ――椎堂?」


 椎堂は顔を俯かせ、



「……じゃあ、アカネちゃんと遊べるようにセッティングしてあげようか」



 次の瞬間には明るい笑みを貼り付け、そんな提案をしてきたのだった。



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マスクドガールズ(仮) 三ノ月 @Romanc_e_ier

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