第2話 ナンパの種類について
その日、俺はブログでメッセージの来た。大学一年の(仮)中島君(サザエさんの中島君に似ていた)にナンパについて話していた。
「ナンパには大きく分けて三つの種類がある。
1、ストリートナンパ
略して、ストナンと呼ばれている。これは、街に出てたまたま通りかかった女性に対し、キャッチのように話しかけることであり、俺は基本こちらを主にやっている。
実際、ナンパ師の中では、10人いて2,3人の割合で会話を成立することを目安にやっている人が多いんだけど、
中には、100人、200人声かけても成果が出ない人もいる。精神的にダメージも大きく酔った生きよいや、仲間数人でやることでそのダメージを軽減するという行動をとる傾向にある。
メリット ・自分の都合で行動できる。
・近場の彼女が作りやすい。
・行動の制限がない。
・自己啓発本が出版できる。
デメリット・精神的にダメージが大きい
・自分本位な考え方になりがち
・客観性を失いやすい
2、ネットナンパ
略称「ネトナン」。これは、昔から実は存在しているが、昔はネットの出会い=悪い印象が女性にはあったようだが現在ではかなり幅広く認知されつつあり、ここ数年で、出会いの重要な要素の一つになっている。
SNSが発展した現在の中で、ツィッター、インスタ、Facebookなどメディアにも取り上げられ信用性が高い。趣味が同じものの同志のコミュニケーションツールとして構築しつつある。
メリット ・会う前に相手の情報が入手できやすい。
・精神的なダメージが少ない。
・空いた時間を効率的に使用できる。
・お金に変えられるアプリも存在し、仕事として確立している。
デメリット・恋愛効率としては非常に危険。
・時間もお金もかかることが大いにある。
・ネット上、女人天下であるが、実際にリアルに会うと男女平等に違和感ある模様。
3、〇〇ナンパ
ここには、クラブなどの出会いの場にしているものや、季節ごとの祭りイベントものや、さらには海や山、電車内や車、アーティストのライブ会場等、上記以外のナンパを指す。
メリット ・その場にいる楽しさを共有し合える。
・テンションが高い状態でモチベーションを維持できる。
・仲間同士で仲良くなれる。
デメリット・相手のノリで状況が大きく変化しやすい。
・一人行動をとりにくい。
・冷静な判断をしにくい。
以上の三つのナンパが大きく分けたナンパの種類」
中島君は緊張しながらもノートとペンでメモを取るほど熱心に聞いてくれていた。
夏「ここまで、バーッと説明しちゃったけど大体こんな感じがナンパの種類なんだけど、どう?なんか質問とかある?」
中島君がメモの取るスピードを緩めるのを待ち質問してみた。
中「夏樹さんは、ここ最近成果ってどうなんですか?」
夏「ん~~、正直少し悪いね。今月は4件連れ出して、1件即。それも全部新宿だからね。なかなか他では成果ないのが現状かな。
中島君はどうなの?」
中「いやーすごいですよ。即できたなんて。自分はこうゆうの初めてなんで、まだやったことないんですよ。どうやっていいかもわからないんです。」
夏「ネットとかは?」
中「あっネットは何度かあるんですけど、会えたことは、ないんです。」
夏「じゃー今日はまずいろんな人に声掛けていこう。あたり、外れ、できない、やれないはなしでどんな子にも話かけることはものすごく大事なんだ。
例えば、自分が無理だーと思っていても声かけたら普通に話がスムーズにいったりするとかあるからね。」
中「へーそうなんですね。でも、僕、うまくできるかな?すごく面食いなんですけど女性の前だと緊張しちゃうんですよね。」
(仮)ナンパ師の日常 ナンパ師 NatSukI @hajimeha1101
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