(仮)ナンパ師の日常

ナンパ師 NatSukI

第1話 夏休みのお盆にて久々の即

「すぅーーー。すーぅ」

夜3時、布団にくるまり一日の疲れと、先ほどまで小一時間喘ぎ疲れてしまったのだろうか、

こちらに顔を出して寝てる先ほど会ったばかりの彼女、

名前は聞いたが正直覚えていない。


隣で寝てる彼女を起こさないよう布団から出て、テーブルに置いてある煙草に火をつける。

「ふぅーー」

ナンパ師になって早10年、口外しはじめては1年ぐらいでそれまでは細々と活動していたが口外し初めてだろうかぼちぼち結果らしい結果が出てきていることに安堵し、彼女の寝顔を見た。


「すいません。」一言目で相手の反応を確認、

いけるかいけないかはこの瞬間、この一言で俺は判断する。


今まで仲間の中には、

押しまくるタイプもいるし、

女一人に二人組で行くタイプ、

道を聞いて雑談するタイプがいるが俺は笑わせることに専念している。


しかし、挨拶に対して反応がないのは早々に退散する。

これが一番最初の俺のスタイルである。


この日も数十人に声を掛ける。渋谷で声を掛け、なんとか連れ出しした。

その娘と解散した後

夜12時頃新宿へ移動

また何人かに声を掛けていると、彼女と出会った、俺の顔を見るなり目を輝かせていることは、一つ、二つと質問をしていくうちにわかった。

ホテルへ行く。。。

そんな手段もなくはなかったがワンクッション置くことにした。


話を聞いていくと彼女は行きつけのバーで飲んだ帰りらしい。

「カラオケに行こうか?」


ふとそんな質問をしてしまった。「うん。いいよ」


二人で出会って5分ほど手をつないで歌舞伎町のカラオケ屋へ、

歩いているとよく見かけるキャッチやナンパ師の目線を背中に感じる。

(なかなか上玉だろ?)

内心思うが、そこまでの自信はない。

10人が10人美人だという娘ではないので、男どもの目を合わせず彼女との会話に集中した。

カラオケに入り、考えること。

それは、どこまでできるかである。


手はつなげるか。

キスはできるか。

胸はもめるか。

クンニはできるか。

フェラはどうか。

最後まで行けるか。


これらを一つ一つクリアしていくことが大事になる。


また、初めからがついたりするとドリンクを持ってきた店員に見られるという危険もある。少し会話を重ね、何曲か歌を歌い、

店員もドリンクを運び終わり、そのドリンクに口をつけて一息ついたら、

いざ、行動!!


肩に手をやり、キスを迫る。

その時自分からは無理やりせず、あと数センチでキスできるというところでスピードを緩める。むしろ、止める。相手からしてくるのを待つのだが、

彼女は俺の作戦なんかお構いなく俺の唇を自分のに押し当てた。

この状況はだいぶ食いつきがいい。

100%を「今すぐ最後までやりたい」という状態であるとするなら、

8,90%が現状の食いつき力だろう


キスはできた。

胸をもむ。胸ももめた。

下はどうか。下はダメか。

フェラはどうか。ここではいや。

じゃー場所を変えよう。


そんなこんなでついたのがこのホテルでこの場所である。

出会って1時間足らず脱いでる彼女の裸にむさぼりついたのが一時間前のことである。


そんなことを悦に浸っていると、煙草の火が消えたのを確認し、まだ寝息をたてている彼女のベットに忍び込み、彼女の股下をまたまさぐる。

「んンーー。ぁぁ」

反応はある。もう一度唇にキスをして、股間と股間をくっつけた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る