創造者の異世界放浪記
夜桜
第1話プロローグ
俺の名前は
そして、僕は今いつも通りに登校して席に着く。俺の席は窓側の一番後ろ一番目立たない場所である。
だが、ここはある理由で一番目立たない場所じゃなく、一番目立つ場所になってしまった。
そして、今日もその原因の一つがやってきた。
「おい、創太。ちょっとツラかせや」
だが、俺は敢えて無視する。
なぜ無視するかって?
小説がいいところに入ったからだよ!!
「おい、創太。何小説読んでんだよ!俺のゆうことを早く聞けや!」
「・・・」
「おいってめぇ無視してんじゃねーぞ!」
せっかくいい所なのに周りがうるさい。今俺の名前を呼んだのはこの学校1の不良、
しかし、俺に絡んでくる不良はそれだけじゃない。浩哉の周りには3人の不良がいる。しかし、俺はその3人はクラスメイトなのに名前を知らない。
なぜ知らないか?それは、俺は興味あるものや覚えないといけないことしか覚えてない。
そこで、浩哉の名前をなぜ知っているか気になるんじゃないか?
そんな俺がなぜ浩哉の事を知っているからと言うと!
・・・幼稚園からずっと同じクラスだったからだよ・・・
しかしこのままだと殴られて注目されるかもしれないので反応はしとく。
「あ、ごめん俺になんか言ってた?」
あ、しまった。反応するどころか挑発してしまった!
「ごめんじゃねーよ!」
そう言って殴ろうとするがそれは殴られる前にそしされることとなった。
まぁ避けれるようなはやさだったが。
「創太くんになにしてるの!?」
今俺に殴ろうとした浩哉に言ったのはこのクラスのアイドル、学年のアイドル、そして学校のアイドル的存在の人、そして俺のイジメの主な原因でもある斎藤紗聖《さいとう
さら 》だ。
あ、言い忘れていたがこいつのせいで学校中の男子が俺の敵になっている。なので、学校中で俺のことを知らない人はいないのだ!
・・・はぁ~とてもめんどくさい。
「ちぇっ紗聖かよ、今日の所はこの辺にしといてやるよ」
そして、なぜ俺がいじめられているかと言うとそれには原因がある。そして、その原因になっている事がこれだ。
「創太くん大丈夫?」
ペタペタ
「怪我してるとことかない?」
ペタペタ
「あぁ、大丈夫だからそろそろいいかな?」
そう、やけにボディータッチが多いのだ。そして、よく俺に話しかけてくる。
それが他の男子には気に食わないのだろう。他の男子が親の敵を見るような目をして俺を睨んでいる。
「やぁおはよう創太今日もみんなに睨まれてるね」
話しかけてきたのは
この学校1の茶髪のイケメンだ。彼は物語でよく主人公としてでるカッコイイ勇者などに出てくるような性格をしていて女子からは高い人気を誇っている。
「創太も相変わらずだなーまぁ元を言うとこいつのせいだけどな」
紗聖の頭を激しく撫でながらきたのは
彼は剣道部主将で全国大会優勝など様々な実績を積み上げている。だが、多分俺の方が剣道はうまいだろう。
だが、何より背の高い俺様系で黒髪短髪のイケメンだ。
・・・ちょっとむかつく。
「ちょっと智也やめたら?紗聖がとても迷惑そう」
そうやって近づいてきたのは紗聖の幼馴染の
そして、彼女は黒髪のショートカットで性格はツンデレという奴だ。
ちなみに学校中トップクラスの美女だ。
「あのな、俺は読書中なんだ邪魔しないでくれないか?」
(もういっそこいつらまとめて異世界に行ったらいいのに・・・)
そう思いながらまた読書をしようと本を開き読み始める―
―そのとき教室中に光る幾何学模様が床に広がった。
「な、なんだ!くっ、光が強くて周りが見えない!」
「な、なに!?何が起きてるの!?」
ガチャガチャ
「くっ廊下へのドアも開かねーぞ!」
周りがとてもうるさいが俺は内心とてもワクワクしていた。
(こ、これは異世界召喚という奴か!?)
そう思っていると光は一層強くなりやがて俺達の意識は途切れた・・・
創造者の異世界放浪記 夜桜 @Yozakura1122
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