血棺炉神ヴァルヴェスティア

作者 鯖田邦吉

37

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★★★ Excellent!!!

本作の主人公、柏崎刈羽には多くの困難が訪れます。悩み、苦しみ、周りの人物は癖が強く、敵か味方か怪しいものも。独特の世界観と描写で鬱々と暗い作風のように見受けられるかも知れません。
しかし、時折見せる王道展開は熱いものがあり、ヒロインも充分魅力的。
特に7:決別の展開にグッと来ました。是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

 本作は吸血鬼の帝国となったイギリスを舞台に、姉の代理として女装しながら生きる主人公を通して描かれる「渇望する狂気」の物語かもしれない。彼はなにを求め、なにを欲しているのか。与えられて刷り込まれたもの、背負い込んで一つになったものの他に、彼はなにを得たいと願い、なにを望むのだろうか。注目作である。そして、なにをおいても耽美で退廃的な作中の雰囲気、この世界観を演出する筆力にも賛辞を送りたい。オススメです!