不気味な始まりから一転して――

君がもし、いきなり小さなミイラを元カノから貰ったら、どんな行動をとる?

その答えは人それぞれだろうが、大抵の人は「薄気味悪い」と感じ、元カノから底知れぬ恐怖を感じるのではないだろうか?

しかし、この物語は違う。

どこか滑稽で。
どこか温かく。
それでいて愛が溢れているのに、何故か最後までサマにならない。

まさにドタバタラブコメディという、まさかの展開を迎えるのだ。

きっとこの物語を読んだ人は思うだろう。

「お前ら二人。幸せになっとけ」

と。