2人は、ペトリコールの中

初めまして。
同じ企画に参加しており、尚且つ「ペトリコール」という聞きなれない名前に興味を惹かれ、拝見させていただきました。

情景が頭に浮かぶような、美しい文字を使われていて、大変印象に残りました。
「水琴窟」という物を初めて知りました。調べてみて、ははぁこんな物もあるのかと、ある意味勉強になった内容でもありました。



「自分が壊れてしまう未来を知っているから、自分が壊れる前にたくさんのものを生贄にしようとする。」>個人的解釈では時間とか、食物とかいう消費されるものと思ったのですが、例えを書いてみると想像しやすいのではないのでしょうか。正直、ここがあまり腑に落ちませんでした。

あと技量的な話になりますが、「――(ダッシュ)」や「……(三点リーダー)」は偶数個書くのが定石です。確かに偶数個使っていても、あまり長すぎてはせっかくの綺麗な文章が低俗になってしまいます。基本的に2個に止めておくのがいいでしょう。


後半は指摘になってしまいましたが、本文自体は美しい文章でした。