タワーmtg人狼
これはトレーディングカードゲーム『マジックザギャザリング』によるオリジナル・多人数・ルール案です。
なんのこっちゃわからない方は続き読んでもあまり意味がないです。
[概要]
マジックザギャザリング(以下mtg)におけるマイナールールのタワーマジックにパーティーゲームの人狼を合わせたものです。
通常の人狼とは異なり、吊るしたり噛み付いたりの投票が廃止され、代わりに多人数での対戦によるリンチにより排除して行く形になります。
通常の人では何もできてない最初期に吊るされ、以後やることのないプレイヤーが発生しますが、タワーmtg人狼ではそのような理不尽は少なく、例え人狼と看破された後でもただ殺されるのではなく、最後まで足掻くことができます。
欠点としては、ただでさえ複雑で時間のかかる多人数戦でさらに人狼を加えることで恐ろしく手間と時間がかかることです。カジュアルなパーティーゲームである人狼をイメージするとかなり面倒なものとなります。
[用意するもの]
デッキ、参加人数×22枚で構築します。
初手7枚+15枚、つまりは15ターンでデッキが切れるように枚数を調整すてます。
全プレイヤーが共通のデッキを用います。これがタワーマジックです。
細かいことはmtg公式ルールで詳しく書いてあります。
クジ、人狼と村人を分けるためのものです。
わかればいいので土地でも何でも可能ですが、ゲーム途中まで用いますので、デジタルではない実物が望ましいです。
プレイヤー、五人か六人、一番面倒なものです。
mtgのルールやセオリーに通じていてかつ人狼の内容を外へ持ち出さない程度に親しい人がいいです。原案者は自分の中に新たな人格を形成することで何とかしました。
[勝利条件]
村人は、プレイヤーに混じっている全人狼の撃破です。
人狼は、プレイヤーに混じっている全村人の撃破、および共通のタワーデッキが切れた状態で誰かがカードをドローすることです。
[ゲームの流れ]
1、席順、およびターン順を決めます。
2、クジにより人狼と村人を決めます。
それぞれの人数、比率は事前に公開しておきます。
2.5、全員が伏せた状態で人狼のみが顔を上げ、お互いを確認し合います。
場合によっては飛ばことも考えてます。
3、初期手札7枚、マリガン無し、先手ドローあり、後はタワーマジックの通常ルールでゲームを進めます。
4、プレイヤーのライフが0になるなど、敗北した場合は、そのプレイヤーが人狼であるか村人であるかを公開していきます。
ここら辺は微調整が必要かもしれません。
[ゲームのコツ]
村人の場合、原則としてアグレッシブに攻撃する必要があります。
相手が村人であっても生きている限り毎ターンカードを引くため、速やかに人数を減らすか、いつでも減らせる状況にしておくことが望ましいです。
ただ当然攻撃してヘイトを集めればそれだけ他プレイヤーから報復の攻撃が集まることが想定されます。
人狼の場合、原則として防御に徹する状況が望ましいです。
自身が生き残ることが前提で、加えて村人であっても毎ターンドローするため、人数は多い方が好ましいです。
ヒントとしては、単純なプレイングだけでなく、タワーマジック特有の通常カードを土地として場に出すルールから、何を土地にしてるかで推理して行くことになります。
[デッキ構築のコツ]
通常のタワーマジック同様、各色マナコストは均等に、ダブシンや多色カードはほどほどに、クリーチャー多目で構築します。
通常とは異なる点として、推奨されないようなカードでも入れられます。
あまりにも強すぎるカード、大型でであったり、防御回避能力を持っていたり、あるいは毎ターンアドバンテージを稼ぐようなカードは、引いたもの勝ちとなり、通常ではゲームを白けさせるものですが、多人数ではそれだけでヘイトが高まるため、少数ならば入れることができます。
デッキ破壊カードも、通常のタワーマジックでは無意味とさますが、人狼側の勝利条件に直結するため、一定枚数は必要です。
全てのカードが土地として場に出せるタワーマジックのルール上、手札は腐りにくく、なのでドロー強化は上記の強いカードに区分されますが、使用することが人狼の益になり、通常以上のヘイトを集めるため、一定枚数ならば推奨されます。
その他、プレイヤー同士の協力がしやすいようにコンバットトリックなどのカードを大目に入れることが望ましいです。
[発展]
ここまで書いてきましたが、これらは「共通の一つのデッキを用いて多人数で戦うことができるカードゲーム」ならばmtgに限らず、多くのカードゲームでも応用可能だと考えられます。
その際の条件として「ライフポイントがデッキと直結している」「カード使用のコストがややこしい」「デッキ破壊戦術がない」といったルールでは適用できないと思います。
その上で微調整、例えば遊戯王であれば「エクストラデッキ不使用」「シナジーやテーマを軽視する」「低級レベルモンスター中心で程よい除去をいれる」などが考えられます。
デッキ枚数もそのゲームのスピードに合わせて増減させます。
[最後に]
長々と書いてきましたが、これはただのアイディア、それもmtgという全く関わりのないゲームでの自分勝手なオリジナルルールです。
なので著作権などとれるはずもなく、むしろ訴えられたら泣きながら消さなきゃならないのはこちらです。
なので面白いと思ったら勝手にやってみてください。
そしてできればその時の様子をダイヤリーノートなり動画なりで拝見できればありがたいです。
思いついただけのアイディア 負け犬アベンジャー @myoumu
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