人工知能とは、機械なのか、それとも人間なのか。

現在、人工知能がマイブームの私にとって嬉しい作品!

人工知能やロボットに頼る事が当たり前になっている世界に暮らす主人公を見ていて、人間が退化している様にも感じられます。実際に将来、人間の実に起こりうる日常だと感じています。

本書において、機械よりも人間に近いと云われる人工知能は、機械と人間の狭間にふよふよと彷徨っている、曖昧な存在として書かれています。そんな曖昧な人工知能達の「自分達は一体なんなのか」という葛藤があったら、更に嬉しいです!