この小説を見て思うのは、その独特な視点だ。数多くの小説を読んできた中でも珍しいものだった。物語は一節の本からスタートする。そして、本編は本の中の本を描く。時折にある「~~と本には記されている。」と書かれるところが、私の推しポイントだ。
視点が独特で有るのが、不幸か文字の乱れが浮いて見えてしまっているようだ。
私個人としてはあまり気にせず楽しめるのだが、あまりそこに関しては勧めることが出来ない点だ。
また、人の心象や個性がそれぞれ絵にとるように伝わってくる。半分は描き、もう半分は想像と関係性から見る事も小説の醍醐味と言っても過言ではないだろう。
かくいう私も好きだ。
ともかく言う事に謝罪すると同時に
応援の意をここに記す。
頑張ってください。
応援しております。
死神を食べた少女。を意識してるのか、似たような言動がある。
その分、描写にも気が向き細かい所に目がいってしまい、不足してる所が目に付き、とても残念。
序章までしか読んでませんが、少女の話し方が変わった理由とは?(片言から流暢な言葉へ)
志願先が劣勢な王国なのはいいとして、志願理由が全くない、など。
(あの時点で推測出来るものとしては、死神であるゼットの置き手紙に書かれていた。ですが、それなら隠す必要もないから違う...?)
無双ぽいけど、ハーレムや転生、独特な言葉遣いをするなろう系が嫌いな人にはオススメ。
前提として、疑問点を伏線として捉えることが出来る方、気にしない方が付きますが。