第3話
--三時間目が終わってーー
魁・ジ「っしゃー。めんどくせー座学が終わったー!」
風「おー!元気があっていいねー!君たちだけ神魂の強化きつくしちゃおうかな!」
熱い彼は、霧雨風太(きりさめふうた)。神恩は、風を操ることで体にまとったり、武器にまとわせたりして戦ってるよ!三時間目以降は基本彼が見てくれるんだ。彼は四本の指に入るくらい凄腕の恩人なんだ。
ジ「ゲッ、風ちゃん。いたのかよ!」
風「そうだよ!というかそろそろ始まるから着替えなさい!」
僕らは基本自分たち専用のコスチュームを持っていて、恩恵に合わせて学校が英雄コースにだけ、個人個人作ってくれるんだ。洗い替え予備も含めて四セットあるよ!
ーー4時間目ーー
風「まず男子は腕立て、腹筋を100回ずつだ。神恩を使ってもいいぞ!体をあっためるんだ。その間、女子は3キロ走ってきなさい。女子も神恩使ってもいいよ!」
力「っしゃぁ。こんなん二分で終わっちまうぜ!」
彼の名前は東阪力斗(とうさかりきと)。神恩は、馬鹿力!とてつもない力を持っていて、トラックを担いで走ることだって余裕さ!
魁「うるせー力斗。刀を出す俺には、筋トレに神恩の使い道なんてないんだよ!」
雷「いや、使い道しだいだと思うよ!」
魁「使い道、しだい?」
神恩を極めるには百年早いっ! 剣咲 司馬 @kensaki
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