ケンカ両成敗

作者 みやま吹郎

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★★★ Excellent!!!

こういう子供いるんですよ。
で、大人として道を説かなくてはいけないのですが、ここまで頭のいい子だとちと大変かもですねぇ(*´▽`*)
ただこの子の言っていることは損得勘定なのでそこをなっとくさせられるかどうか。
でも問題提起のタイミング的にちょっと生きにくいかもしれません。
ただ天才肌だと思います。
ぜひ社会には出ていただきたい(*´▽`*)

★★★ Excellent!!!

日々の生活で、ふとたちどまり、
何かを本質的に問う習慣を身に付けるのは、簡単ではない。

なぜならそれは単に"メンドクサイ"ことであったり、
"ストレス"を感じる過程を、伴うから。

それでも。それでも、である。

ケンカに関わる当事者双方が、どんな理由があろうとも
"悪く"、即ち、『喧嘩はだめ』と言い得てしまうこと。
それは、当事者以外の人間の"迷惑"という観点からの、最も近い
結論かもしれなくて。

そこではつまり、
『ケンカとは何? 何故、人はケンカするの?
ケンカしないなら、どうすればいいの? 話し合いって何なの?』

ということを、考えない、ということなのだ

『考えない』ことを、学校で"教わる"。これはとても怖い。
そして私たちは一体どこで、"人付き合い"を、学ぶのだったろう?

★★ Very Good!!

基本的には子供心の多感な時期に感じる正論に対する憤りといったところでしょうか。世の中で一般的に正しいと言われる模範的な正論は、多くの場合多くの欺瞞を孕んでるので、そこに気付くとなかなか納得できなくなることは多いと思います。

ただ、最後学校に行かなくなったってのは余計な一文だったかも。

★★★ Excellent!!!

自分はこの作品の主人公のいう「みんな」のほうに納まる程度の人間だが、自分の挑んだ戦いをケンカに卑小化させられることはこの主人公にとって何事にも耐えがたいことだったに違いない。この結果、歯車を違えはじめた主人公がどのように成長してゆくかに思いを馳せられる好作品だと思います