悲しく愛を語る物語

 これは仲間と絆を結べずに一人で戦うことになった少年が、奴隷の少女を買うところから始まる。
 少年と奴隷の少女は、多くの人々と出会い、笑い、戦い、苦しみ、別れ、多くの思惑に翻弄されていく。
 世界すらも例外ではなく、運命は容赦なく少年と奴隷の少女に襲いかかってくる。
 その中で少年は奴隷の少女に、奴隷の少女は少年に想いを寄せていくことになる。
 その最後は希望なのか、それとも……。

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 完結済み作品、読むなら今!

 内容はシリアスで、主人公たちは苦悩の連続であり、何度も挫けそうになりながらも頑張って進む姿は必見ものです。
 そしてその主人公たちの最後は“成るべくして成った結果”であり、それは決して間違いではないものでした。
 悲しい、そして一つの愛を見せてくれる物語です。

 「異世界もの」だと侮るべからず!
 見ていないのなら全てを見てください!

 そしてあなたの“愛”を一度考えてみてください。

 さて、あなた(読者)の“愛”はどんな形でしょう?

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