生き方の数だけ個性がある、寄生虫たちの大会議

サナダムシ、回虫、ギョウ虫、アニサキス……人間という生きた栄養タンクを糧にしたり、その体に迷い込んで暴れ出してしまう寄生虫は多種多様。でも、そんな彼らの多くは裏を返せば人間がいないと生きていけない存在。という事で、人間とどう暮らすか、と言う題目で始まった会議。でも……?

一口に「寄生虫」と呼ぶ事が乱暴にも思えるほどの多種多様な生き様が、そのまま強烈な個性となり、会議の場で発揮されます。時に有意義なものもありますが、やはり栄養を奪い子孫を残すことを第一にする「寄生虫」たちは、結局は自分を優先に考えてしまうのかもしれません。

果たして会議の行方は……?
ちょっと変わった、でも面白い、生き物の裏側を覗いた作品です。