まず、妹凄くいい。
出番少ないですが、好きです。
そして、何よりまるちぃに萌えます。
黄瀬さんとまるちぃのギャップがたまらんかったのですよ。
オタ豚になりきれないオタクの精一杯の勇気に敬礼です。力足りなく悪党成敗の事の顛末に笑ってしまいました。
腕力だけじゃない。
うまく言えないけれど僕には『まるちぃ』の支えとなる力がない。
文章引用ですが、この節でグッときました。主人公の不甲斐ない気持ちが真っ直ぐ伝わり、この部分を何度か読み返してました。
オタと猫耳メイドの織り成すシンデレラストーリー。萌えと恋と素敵なお話はとても面白く素敵なお話ありがとうございました。ご馳走様です(>_<)
なんかもう、最高でした。
オタクが好きな人のために勇気を出すお話です。こういうの好き。本当に好き。
とあるメイドさんが目当てでメイド喫茶に通う、控えめなオタクのお話なのですが、まさかの展開、ラストは爽快、語彙力崩壊。ニッキュ、ニッキュ。
短編なのにキャラが立っててすごいです。ピザデブくん、なぜか憎めない……。彼らの物語を、もっと見てみたいと思いました。
というか、私がここでどんなに素晴らしいレビューを書いてもあまり意味はないのです。
なぜなら……
『僕はリュックサックからポスターを出したりはしない』
こんな面白そうなタイトル、読まないわけにいかないじゃないですか!
それでも私はレビュー書きましたよ。だって、面白かったから!
ニッキュ、ニッキュ。
可愛い。可愛すぎて、萌え死にそうになります。
メイド喫茶に通う主人公、その理由は『まるちぃ』というメイドさんに惚れてしまったからである。
そんなある日、『まるちぃ』に出会う主人公。
そんなこんなで、主人公は彼女のために戦うと決心する。
素敵すぎます。敵に勝っても、負けても、彼女の笑顔さえあれば生きていける。
そんなヒーロー魂が主人公から感じ取れます。
本作を読みながら、オタクってなんだろうなと考えさせてくれました。
リュックサックからポスターが出ていないオタク。
リュックサックからポスターを出しているオタク。
とはまぁ、ハッピーエンドですので、ニヤニヤしながら読めます。
では、読者の皆さんに、素敵なメイドさんの笑顔が届きますように!
そして、作者さんに、盛大なありがとうとごちそうさまを!
序盤はメイドカフェとその客のオタクという流れで、非現実的な空間に読者は放り出される。しかし、次にはもう現実が待っている。この展開の速さで、読者は多くの共感を得ることになる。オタクな主人公が、現実の「メイドさん」の学生生活に起こった「事件」を解決するために奮闘し、結果――――ぼろぼろになる。しかしこのことで、主人公と「メイドさん」の距離は一層縮まり、ほっこりしながらも、ドキドキなラストに導かれる。「メイドさん」は本当に良い子だな、と思いながらも、いつの間にか主人公を応援している自分がいました。おそらく、それだけ感情移入がしやすかったという事だと思います。
「非日常」と「日常」が巧く書き分けられ、構成もしっかりしている。ただの「ラブコメ」ではなく、「現代ドラマ」という枠の中なのが納得できる一作でした。
是非、ご一読ください。