自分が取りこぼした青春の姿を見た気がしました。春夏秋冬、寄り添ったりすれ違ったりを繰り返しながら、廊下を歩いていく二人の姿が目蓋に浮かぶようでした。タイラさんの文体、非常に好みです!比喩になってしまいますが、贅肉の無い上質な赤身という印象です。
元気にならん方がおかしいだろっ!!ああ、ちくしょー、羨ましいぜ!ぎゃあああー! わあああー!こら南ーーー! 代われーーー!
唐突な大暴投で一気に進んだ二人の関係。読んで元気が出ました。