唐の時代の天台宗密教寺院が舞台。心優しき僧たちと、美しく健気な稚児の小輪のせつない物語です。遣唐使の時代には、 様々な文化が日本に伝わりました。何故タイトルが「新武道伝来記」なのかは、読んでのお楽しみ。歴史が薫る濃厚な衆道小説が好きな方に、お薦めです。