読者が「安心を求める」というのは「お約束・様式美」を求めるという事ですからね。
既存のアニメに例えると「波平に「ばっかもーん」と叱られるカツオ」、「ジャイアンにいじめられてドラえもんに泣きつくのび太」と言った「先の行動が決まっていてハラハラしなくていい」展開です。
異世界転生テンプレがまさしくそれでしょう。
それを読者から取り上げたら待っているのは「未知への不安or好奇心」です。
ドキドキハラハラするけど気になるか、頭がショートしてギブアップするか。
今回のコンテストでは書き手だけではなく、読者も試されそうです。
とても勉強になりました。
やっぱり異世界転生俺tueeeは強いですよね。私は食わず嫌いではありません。端っこの方を舐めて、やっぱりダメでした。
万人に受けなくてもいいから、たったひとりの心に突き刺さる小説。そんなものを目指して、これからもブルーオーシャンで頑張ってみようと思います。
大きな自信をいただきました。ありがとうございました。
編集済
綺麗な文章だと思いました。好きです!
・某試験で合格不合格がひと目でわかると云われている通り、日本語の文章は見慣れるとある程度のレベルがわかるようにできているので、中島敦は読まなくても見ればわかる人にはわかると思います。うっとりするほど綺麗なんです。あのレベルはそうはいません。私は今まで数万冊は本を読んでいますが、二人しかいませんでした。一人はたぶんゴーストライターか翻訳者の方です(未確認)。例えるなら横山大観みたいな絵?
・転生&転移禁止は、なろう以前はほぼ全ての応募要項にあったもので、書き手側のテーマ人気としては昔から絶大です。好きで数十年結果発表総評を読んできた私の感想としては、楽をすると後が続かない傾向があるから設定されているのだろうと思っています。20年くらい前のどっかの結果発表に「転生ものはどうせ落とすからやめてくれ」みたいなことをはっきりと書いてありました。ちなみに転生と双璧が「朝の準備始まり禁止」です。私は今回初めて自分で朝を書いてみてニヤニヤしています。禁忌を犯すことの楽しさよ!
私は転生・転移なしのハイファンタジーを書いてますが、そもそものPV数が少なく読まれているか心配です。最初のファンタジージャンルの流行に逆らうというのは分かりますが、テンプレ以外を探してる人がもっといると思う時もあります。
初めまして。とても勉強になりました。細々と紙媒体で書いていた短編歴史小説(16世紀中東、オスマン帝国とかサファヴィー朝とか)を公開する場を求めてカクヨムにやってきましたが、中東どころか歴史小説自体の少なさに驚いておりましたが、そういうことなのですね。まあ、我が道を行こうと思っております(笑)まだこれから少しずつアップしていこうと思っています。よろしければおつきあい下さい。
作者からの返信
私は自分でも歴史ものを書いていますので、このジャンルの厳しさのようなものは体感として感じています。
ですが、ニッチな作品は思わぬところで見てくれる人がいるものではないかとも思っています。
自分を信じて好きなものを書き続けることも大事かもしれませんね。
編集済
非常に分かりやすい説明、ありがとうございました!
自分は恋愛ものが主体ですが、異世界ファンタジーにも挑戦する予定なので参考にさせて頂きます。
とりあえず、全部読んできたんですが、少しモヤっとした部分がありました。
テンプレものが絶対に読者を呼ぶわけでは無いというところです。確かにテンプレものは読む人が多いと思います。人数の少ないカクヨムではランキングはほぼ同じ作品ですが、人数の多いなろうでは確かに日間週間はテンプレものが多い気がしますが半年年間となるとどんどんなくなっていきます。もちろん半年年間にもテンプレものはありますが、良作が多いです。独自の設定や世界観など作者のオリジナリティをしっかり出している作品になってると思います。
つまり何が言いたいかというと、別にテンプレがどうとかの問題では無いのでは?ってことです。
作者さんが言いたい良作、オフラインで人気の作風は素人がやると読みにくいです。彼らはプロであるからビシッと決まっているのであってその格好だけの小説は痛く見えます。(たまたま、自分が読んだのがそうだったのかもだけど...)
最近は異世界ではあるものの勇者、無双、チートは廃れてきてるように思います。
しっかり考えられた世界観、キャラクター、ストーリー。実力あってこそのテンプレがランキングを埋めているように思います。
ウダウダいって結局まとまってないけど投稿しときます。
作者からの返信
この文章は主にカクヨムについて書いていますので、仰るとおりなろうの最新事情については追えていない部分があります。
流行というのも変わっていくものですので、なろうの流行が変わるのであればカクヨムもまた合わせて変わっていくだろうと思います。
私も、読者を惹き込む魅力的な作品を書いてみたいものです!😆