最強の剣(140文字小説)

戸松有葉

最強の剣(140文字小説)

 剣は消耗品だ。すぐ補充が必要になる。そこで技術班は、絶対に折れず刃こぼれもしない剣を開発して、支給した。そのような頑丈な剣は、攻撃力という面でも優秀だ。

 扱う兵士らは戦場で活躍し……たが、

「そんな性質持たせられるなら防具にしてくれれば無敵だったのに!」

 割とよく殺された。


(了)

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最強の剣(140文字小説) 戸松有葉 @anakamasyouta

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