第4話 やっぱりさようならストリエさん

 ストリエが継続になったので、「さようならストリエさん」は題名を変えなければと思っていたが、やっぱりストリエさんはさようならだった。


 コンテストが2回あったので応募もしてみたが落選。

 言っていいのかわからないが、受賞した作品は息がかかったと思われる作品ばかりで、以前の投稿者はほとんど去ってしまった。


 言っていいのかわからないが。

 それまでストリエさんを愛していた作家さんたちは……。


 他人のことを言うよりも、自分が感じたことを言おう。

 ストリエは書き手にとって最高のサイトだった。


 数々のイラストが投稿されて、書き手はそのイラストを使って吹き出し形式で小説を書ける。2015年に投稿されていたイラストは、美しいイラストが多かった。小説も面白い物が多かった。


 イラストの大きさも揃っていて、表情も差分があって、文字で表現しなくてもイラストで表現できた。


 イラストが描けなくても、マンガみたいな読みやすい作品を作ることができたのに。2015年は、投稿者さんも読者さんもたくさんいたのに。


 今は少ししかいない。

 書いても♡もつかないから投稿を控えている。


 おだてられないと、書くのは辛い。

 それでも書くけど淋しい。


 孤独だけど書く。

 他のサイトで。


というわけで、これからはカクヨムさんとノベルアップ+のべぷらさんでがんばる予定。書いて放置している作品もけっこうできてしまったから、それを少しずつでも完結していこうと思っている。


 誰も望んでないけどね。

 誰も読んでくれないけどね。


 でも、書いていた。

 ちまちまと細々と。


 他のサイトで頑張って書いていると、ある日またメールが来た。

 ストリエさんはKAKUZOOさんになってしまった。


 カクヨムさんと名前がかぶるのではないかと思うがKAKUZOOかくぞうさん。KAKUZOOさんのトップページはエッセイマンガの作画コンテストになった。


 そして『編集部のお勧めマンガ』

 マンガが描けないからチャットノベルに手を出しているんだけど……。



 だから、さようならストリエさん

 また会える日がくるといいな








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流浪の民のWeb小説体験レポート 玄栖佳純 @casumi_cross

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