練習小説<それでも僕は…>

叢岡 司

ぷろろーぐ せかんど

アダム&イブ「「それは…」」


紅実「それは?」ゴクンッ


アダム「それは…」


イブ「それは…」


アダム&イブ「「ヒ・ミ・ツ ハ~ト」」


紅実「もういいわ」


アダム&イブ「「ありがとがざいました~」」


あれ?僕はなんで漫才してるんだろう?

まいいや


紅実「それよりどうしたの急に」


アダム「それはねー、紅実ちゃんを異世界に連れて行くからそのほうこくだよ~」


紅実「は?」


イブ「あなたたちはどうするの?」


生徒会一同「「「「「「ついてきます。」」」」」」


紅実「えっ?」


アダム&イブ「「うむよかろう(まあ、ほんとは全員つれてくけどね~)」」


紅実「な、何かってにきめてるの!?」


アダム&イブ「「ハイハ~イ、ななにんさまごあんな~い」」


紅実「嫌~」




♦♦♦♦



[勇人の場合]


俺思うんだ男ならやっぱりハーレム目指すのがロマンだって、

チート目指すのが義務だって、そして何より…

言わせんなよはずいだろ?

まあとにもかくにも、おれはあいつ等とは違う。

それは当たり前だしもしそうだったら俺はヤバイ奴だろう。

強くなって俺はあいつを助けてやる。

そう俺は電話の最中に決意した。




[蛍の場合]


実は私紅実に残念な娘だって思われていることを知っている。

だけどね、別にそんなことどうでもいいんだよ。

残念な娘のふりをするとね紅実に甘えられるんだよ。

いつもねくみのことかんがえると胸がどきどきするんだ。

結論を言うと私は彼のかとが大好きだ愛してる。


閑話休題


そんな私のもとにも昨日両親から電話がかかってきた

内容は…




[あゆの場合]


わたくしは彼のことがすきです。

それはいつからか芽生えたわたくしの本当のきもち。


ねえ、なんでわたくしは友達ができないの?

幼いころ家出中に出あった彼にわたくしは泣きながらたずねた。

お父様もお母様もお手伝いさんもお客様もみーんなくちをそろえて

「天才だから」

というしかしかれは質問をした後に笑って

「君が心からわっらて無いから。」

と言って何が面白いのかケタケタ笑っていた。


昨日わたくしに届いた手紙を読んだ後

わたくしは…




[鈴の場合]


まあ、なんというか。

えーと、あたしは紅実のもう一人の幼馴染ってやつだ。

小さいころはいつも一緒にいた。

彼に恋心を抱ていたあたしの甘酸っぱい楽しい日々は、

小4のころ親の転勤で唐突におわりをむかえた。

小さく何もできない私はずっとないていた。

すると引っ越しの日、彼の家族があたしに訪ねてきた。

今思い出すとあの日からかな本当に好きになったのは、

そして多分ここにいる誰よりもはやく彼の秘密を知った日。




[メグミの場合]


こんにちは。愛地メグミです。

メグはね、カイチョ―のことがだいすきなのです。

えー!?しってたのですか?

あなたもなかなか通ですね~。

まあいいです。

それより聞きましたか?

異世界ですよ異世界!?

違う世界ですよ!?

やっぱり一夫多妻とかあるんですよね~?

もしそうだったらメグはカイチョ―とみんなと一緒になれるんですよ。

興奮して鼻血でそうですよ!

あっちょと出ちゃいました。まいいです。

それよりなんでしたっけ、

まあいいです。大事なのはカイチョ―との甘い蜜月なのですから。




[琥珀の場合]


ボクは人と話すのが苦手だ。

人混みが苦手だ。それ以前に人が、特に男性が苦手だ。

そして何よりそんな自分は大嫌いだ。


もともと人見知りのボクは…








小学校の入学式から引きこもった。

まあ彼との出会いで145度くらいかわったからいいけどね。


聞いててわかると思うけどボクは彼のことが紅実のことが好きだ。


こんな出来損ないのボクを変えてくれた彼に

ついていかないなんてあるわけないじゃないか。




♦♦♦♦




アダム「ねえ、イブママ紅実モテてるね。」


イブ「そうね、アダムパパだけど」


アダム&イブ「「私たちの大事な大事な紅実ちゃんは、

だれにもあげません!」」


アダム「ほしければ」


イブ「私たちを」


アダム&イブ「「たおしてみろ!」」







次回”ぷろろーぐ さーど”

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