第4話 奴ら
俺はまだ理解出来ていなかった。
ただ、死と言うのを初めて理解した。
奴らが来なければ…そう後悔するだけだっただだそれだけだ…
逃げ続けて3日目。
「はぁはぁ…大丈夫かたくや」
「お、おう、でもなぜ大親友を死なせた俺に優しくする」
「大親友…」
「?」
「は、ははっあははははははははは」
「は?」
その3秒の間に事は動いた太郎がいきなり剣を振り下ろしてきたのだ
たくやはとっさに盾を出して防いだ
「な、なぜだ!なぜ俺を殺そうとした!」
「気づかないか…俺は奴らの仲間だよ!」
「!?でも、なぜ奴らから逃げたんだ」
「逃げた?何を言ってる?逃げたんじゃない帰ったんだよ我らのアジトへ!」
その時ニヤニヤしながら500もの兵が岩場の影からぞろぞろ出てきた
「お、お前!」
すると、太郎は下がったそして1人の男が出てきた。
「俺はカイロス、ここのリーダーやらせて貰ってるものだ」
「俺を、殺す…のか」
「ああ、だがそう急ぐな1週間後に打首だその前に王都を潰さなくてはいけないんでね。」
「く。」
たくやは何も無い?いや暗闇と冷たさというものがある地下牢へ入れられた。そこで大人しく待ってな!
1週間後…
そのリーダーが王を殺しその王都の王になり、俺を犯罪者と仕立てあげ公開処刑を始めようとしていた。今までの地下牢とは全く違う光がさすなか民たちが笑う、ああ、人はなんて残酷なんだろう。
「静まれええ!」
王の言葉で民がぱっ と静かになった
「これより公開処刑を始める!」
「処刑方は打首だ!」
「さあ、斧を降りおろせ!」
黒いフードをかぶった処刑係が斧を降り下ろす…俺は目をつむった
10秒後も何故か生きていた感覚があった…なぜだろう奴らはどうした…目を開けてみると奴らも民も全員倒れていた王までも…そしてその少し先に男が1人立っていた静かだった…そして
俺が瞬きをした瞬間俺の目の前に現れ人差し指で俺の手足の鎖をちょん、と触った…そして男はまた瞬きした途端消えてしまった俺は…なんだ?と思いながら無理だと思いつつも動けるような気がした
「よいしょ」
ガチャッ手足の鎖は何故か粉々に砕けていた…あの男は一体何者なのか。
そして、奴らの仲間に紛れていたのだろうか…何も知らないまま逃げた…
そんな気じゃないのに体が走ったそして、一つの街にたどり着いた…
創造世界 ~1からの旅~ @mitukun
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。創造世界 ~1からの旅~の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます